先日、鯖江商工会議所、鯖江観光協会の皆様との商工戦略会議を開催しました。
北陸財務局が先月末に発表された北陸経済調査によりますと、総括判断は「緩やかに拡大しつつある」としており、今後の先行きについても、雇用・所得環境の改善が続く中で、緩やかに拡大していくことが期待されると判断されております。
一方で、通商問題の動向、中国経済の先行きなど海外経済の不確実性が企業活動に与える影響や人手不足に伴う影響には、引き続き留意が必要としているようです。
本市の中小・零細企業を中心とする産地を取り巻く環境につきましても、依然として楽観視できない状況にあると認識いたしており、引き続き、注視してまいります。
このような中、市では、７月１日に、SDGsの目標達成に向けた地方自治体による優れた提案を国が選定する選定証授与式が総理官邸で開催され、「SDGs未来都市」に全国自治体から３１都市が、その中でも特に先導的な取組みである「自治体SDGsモデル事業」に１０事業が選定され、鯖江市の提案が採択を受け、３１自治体を代表し安倍総理大臣から選定証をいただきました。
SDGｓの達成には、到底、行政のみの取組みで実現できるものではありません。市民、産業界など様々なステークホルダーが一丸となり取り組むことが重要であります。
今後は、市民の皆様や市内の中堅・中小企業へのＳＤＧｓ認知度向上に向けた普及啓発などを行い、地域経済の発展につなげていきたいと考えていますので、何卒よろしくお願いします。
懸案事項につきましも、いろいろと懇談をさせていただきました。「めがねのまちさばえ」発展、車の両輪で進めてまいります。
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