元気さばえ食育推進会議委員の委嘱式でした。

この度、農林水産省が平成28年度から行っている「食育活動表彰」において、この「元気さばえ食育推進会議」が「教育関係者・事業者部門」で「農林水産大臣賞」を受賞し、去る6月29日に山梨県で開催された第14回食育推進全国大会にて、表彰されました。



福井県内でも初の受賞ということで、ご尽力いただきました各委員の皆様をはじめ、関係各位にお礼申し上げます。

10年後も20年後も持続可能な“生涯食育”を目指し、今後も、幼児から高齢者までみんなが笑顔になる「食育」の推進に向けて、お力添えいただきたいと思います。

本市では、平成17年に国の食育基本法が成立したことを受けまして、翌年3月には、自分自身の心と体に大切かつ必要な「食」を考える力と実践力を持つ、大人と子どもを育てることを目的として、「鯖江市食育推進計画」を策定しました。

現在は、第3次計画まで進んでおり、来年度策定の第4次計画を視野に入れ、関係各課が様々な食に関する活動に取り組んでおります。

福井県は全国的にみましても「食」に関する取組みが盛んな地であります。

また本市に目を向けますと、「食でつながるみんなのさばえ」を基本理念とし、行政だけでは行き届かない様々な事業を、地域や学校、生産者等の皆様にご協力いただき、連携し、幅広く取組むことで、強化していくことに重点を置いています。

特に体の成長過程である少年期の食育は重要であると考え、小学校におきましては、学年に応じて「おやつの授業」、「味覚の授業」、「うま味の授業」と3段階での食育授業の展開や、子どもたちに農業体験を通じて食への感謝の気持ちを育む「学校給食畑」の取組みがされており、連絡協議会をつくり全小学校をあげて取組んでいるのは、県内では鯖江市だけです。

しかし、本市を含め、全国的にも、義務教育が終了した後の若い世代は「食」への課題も多い状況です。特に20歳代や30歳代の若い世代は、これから親になる大切な世代です。

このような課題にも向き合い、課題解決を目指すためには、地道ではありますが、将来に備えた「食」の重要性について、根気強く訴えかけていく必要があります。

健全な食生活の推進は、豊かな人間性を育みます。

たくましく生きるための健康や体力は、いつの時代においても変わらない大切なことであり、着実に身に付ける必要があります。

これらは心身共に健康であってこそ身につくものであり、知育、徳育、体育に加えて、食育への継続的な取り組みが必要です。

このような中で、本市の食育推進についてご協議していただく本会議は、大変重要なものであります。

委員の皆様には、ご多忙の中、何かとご苦労様ですが、今後の鯖江市の食育推進に向け、積極的なご意見ご提言をいただきますようお願い申し上げます。

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