近畿経済産業局長森清様との意見交換会でした。
森局長様には、鯖江市にお越しいただき、さばえものづくり博覧会の開場式へご臨席いただき、その後、意見交換会では、「日本のこれからの課題と関西福井鯖江」をテーマにご講演いただきました。
眼鏡、繊維、漆器の地場産業を中心とするものづくりのまちである鯖江市にとりまして、産業の振興・発展、新産業の創出は大きなテーマであります。
市としましては、鯖江のものづくり産業で培われた高度な要素技術と、その技術を活かした異分野進出、新製品・新技術の研究開発、海外への進出も視野に入れた販路開拓等につきまして、積極的に支援しているところです。
このような中、近畿経済産業局では、生産性向上特別措置法による中小企業の生産性向上への後押しや、中小企業の円滑な事業承継への支援等、中小企業の育成、発展、存続に支援。
市内各企業も関心が高く、現在多くの企業が設備導入や投資の検討を行っています。
このような支援や新産業の創出による雇用の拡大は、今後の人口減少社会のなかでの若者定住に重要不可欠です。
市では、次世代を担う子どもたちが、このまちに自信と誇りを持ち、「住みたい」「働きたい」と思える希望と夢のあるまちづくりに向け、国連が提唱する持続可能な開発目標「SDGs」の推進が重要であるとの認識の中、全国に先駆けて、持続可能な地域モデル「めがねのまちさばえ」の確立に向け、全庁体制で取り組んでいます。
(福野泰介氏撮影)
講演の後、鯖江市を支える地場産業をはじめ、鯖江商工会議所の常議員の皆様から、それぞれの立場からご意見をいただき実りのある意見交換会となりました。