株式会社メンバーズエッジ代表取締役社長塚本洋(つかもとひろし)様、さらには、親会社の株式会社メンバーズの取締役CFO兼常務執行役員で、株式会社メンバーズエッジの取締役でもある小峰正仁(こみねまさひと)様と私とでの(株)メンバーズエッジ「さとやまオフィス鯖江」開設 共同記者発表会でした。

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取材には、テレビ3社、新聞社10社、CATV1社、本当に雪の中有難うございました。

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会見会場は小峰常務のこだわりで、もと旅館をリノベーションし借用するオフィス予定地で行いました。



先ずは、塚本社長様から、「さとやまオフィス鯖江」の概要ならびに、今後の取り組み内容、さらには拠点となる本建物の改装コンセプトなどをお話ししていただきました。

日本のIT産業のさらなる将来性と、直面している課題、それを解決するための今回の「さとやまオフィス」が担う「社会的意義」について、認識を新たにしました。

メンバーズエッジ様の多岐にわたる視点での構想と、その一つ一つの内容の素晴らしさに、その先駆的なお取り組みに、心より感謝申し上げます。

記念すべき第1号の「さとやまオフィス」開設地として、数ある自治体の中から本市をお選びいただけましたこと、大変光栄で感激の極みです。



今日は1月11日、数字通りいい一日、本市にとり新たな歴史の幕開けともいえる発表ができました。

全国的な若者の地方離れは、自治体共通の課題、持続できる自治体経営は若者の首都圏流出を止めることです。

これら解決策として「若者が住みたい、働きたいまち」の実現をスローガンに、鯖江ならではの「産業」や「人」、「文化」、「風土」、「歴史」などの魅力ある資源を最大限に活かせるような各種振興施策を展開中、特に雇用の場の創出に力を入れています。

その取り組みの一つが、総務省の「お試しサテライトオフィス事業」の取り組みでした。

1年前に採択されたことをきっかけに、今年度から本格的に取り組んでおります「空き家・空き室を活用したオフィス誘致」であります。

「さとやまオフィス」が本市に開設されることで、これまで都会に出ざるをえなかったITエンジニアを目指す若者が、地元に残れる環境や、都会の厳しい仕事環境で培った経験や能力を十分に発揮できる職場がないことで、故郷にUターンしたくてもできなかった人達の受け皿ができること。

さらには、専門性の高い優秀なIT人材の「移住」と、都市圏の仕事の流入も期待できることは、まさに本市念願の環境です。

今回のメンバーズエッジ様の鯖江オフィス開設が、日本のIT業界に一石を投じることとなり、それにより都市部企業の本市へのオフィス進出の起爆剤となることで、「点」から「線」それが「面」としての展開になりますこと、ITのまち鯖江としての新たな活性化の動きにつながることに胸膨らませています。

夢として描き続けてきた、日本のシリコンバレー実現も期待できそうです。

また今回、メンバーズエッジ様には、鯖江ならではのオフィスとすべく、ものづくり産地を地元から盛り上げようと頑張っておられる「福井7人の工芸サムライ」と協業されますとともに、地場産業の素材や技術がオフィスの内装に織り込まれること、大変ありがたく思っております。

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さらに、オフィス1階には、地域の職人やデザイナー等と、ITエンジニアが日常的に交流できる場も設けていただけるとのこと、表現方法は異なるものの、新たな物を生み出す点では同じクリエイター同士の新たな接点が生まれること、それが民間主導で実現されるという画期的なことに、重ねて嬉しく思っております。

これらは、産地にとって必ずや素晴らしい刺激となり、ものづくり産地鯖江としての基盤の向上、さらには、従来にない新たな枠組みでの製品やビジネス創造に弾みがつくとともに、本市の産業や地域全体に新たな連携や潮流が生み出されることは間違いありません。

今後、両者が互いの発展と豊かな地域未来の創造を目指すことで、地方創生の「ロールモデル」になることを願っております。

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オフィス開設にご尽力いただきました小峰常務様をはじめ関係者の皆様に重ねてお礼を申し上げます。

今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。

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