鯖江市地域活性化プランコンテストの１０周年記念イベントが開催されました。
これまでプランコンテストにご参加いただいた方々、運営にご協力いただいた方々だけのホント身内の会合とのことですが、参加者は１００人を超える盛況さでした。
１０年前に「市長をやりませんか？」というテーマで、地域活性化プランコンテストをやってみたいと竹部さんから伺ったとき、正直その挑戦的なフレーズに驚きましたが、同時にこれは面白いことになりそうだという期待に胸が膨らんだものです。
「わかもの」「ばかもの」「よそもの」のモデルとして地域活性の先駆けとなることを目指したこのコンテストには、全国から非常に優秀で、やる気に満ちた学生さんが集結し、その若く柔軟な発想力を持った「市長」たちにより多くのプランを考えて頂きました。
市はその熱意に応えるべく全庁的に具現化に向け検討し、施策に活かして参りました。
その結果、めがねギネスや、これまで延べ３万７千人余りが利用しているＪＲ鯖江駅２階のえきライブラリー「tetote」（てとて）をはじめ数々の案が市の事業やＮＰＯへの補助事業として実現してまいりました。
平成１４年からは大人版地域活性化コンテストも立ち上がり、そこから全国的に大変な注目を集めております「ＪＫ課」も誕生しました。
今やこの行政と若者の協働のまちづくりが注目を集め、地域活性化の成功例として、国内はもとより韓国からの視察が絶えない状況です。
また同様の取り組みが全国各地で横展開されるなど、本市の誇るべき事業の１つとなっております。
重大宣言の発表もありましたが、さらにスキルを上げての新たな１１年目になるようです。
今後も継続してプランコンテストが開催され、他の自治体のモデルとして益々発展するとともに、お集まりの皆様のご健勝と一層のご活躍をご祈念申し上げます。
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