きのう鯖江土地改良区合同事務所懇親会でした。


今日の農業農村を取り巻く環境は非常に厳しくなっております。


昨年6月に改訂した「農林水産業・地域の活力創造プラン」では、農業を足腰の強い産業としていくための施策、いわゆる産業施策と、農業・農村の有する多面的機能の維持・発揮を図るための施策、地域施策を車の両輪として推進していくとしています。


しかし、産業施策については、国が想定するように全国一律に成長産業として確立させることは、米以外の麦、大豆等の栽培には適さない土壌、気候の北陸の地域では極めて困難です。


今後、米の需給バランスが崩れ米価が不安定になることが予想されますが、市としては国が打ち出す政策や事業等のいち早い情報収集に努めるとともに、鯖江市の農業現場の実情にあった政策や、全国一律の政策ではなく特区を適用した本地域独自の政策とするよう強く国に働きかけて参ります。


一方、地域施策としての「多面的機能支払交付金」ですが、今年4月から「農業の有する多面的機能の発揮の促進に関する法律」が施行され、この法律に基づく安定的な制度として取り組まれます。


地域共同による農地・農業用水等の日常の保全管理活動に加え、集落の手による農地周りの水路・農道等の補修・更新など、土地改良区とこれらの活動団体とが一体となった維持管理が推進されますよう願っております。



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