『さばえ.jp』百さんのブログです-20090716130509.jpg


全国の意欲ある稲作経営者の現地研修会があわら市で開催され、県農業会議会長としてお招きを受けました。


参加者は、全国稲作経営者会議 の会員をはじめとする農業経営者、農業会議職員、関係機関、農機具メーカー等の皆さん。


本大会は今回で34回目だそうですが、福井県での開催は初めてだそうです。


特に、本年は、食糧・農業・農村基本計画 (平成17年3月閣議決定)と併せて提示された、「農業構造の展望」 が掲げる平成27年度目標の中間年。


来年の3月に向けて、食糧・農業・農村基本計画の見直しが行われます。


産地づくり交付金の組み換え、現行の生産調整に対する限界感、WTO農業交渉の推移など、今後の米政策は政権の行方も含め波乱が予想されます。


こうした情勢のなかで、目指すべき稲作経営の姿(ビジョン)を明確にし、持続可能な稲作経営について真剣な議論が交わされるようです。


全国の稲作経営の課題と解決のために、建設的な議論の中で、大きな成果を挙げられることを期待しております。