JLPGAのプロテスト、1次予選も終盤戦となっています。
毎年多くの選手が20名強という狭き門を目指しているわけですが、ご承知の通り、合格率は厳しいものです。
 
そして、合格後の人生もなかなか厳しくて、プロになったとしても、ツアー優勝やシード選手、つまり「一流」と言われること、実はもっと厳しいのです。
 
例えば、過去にこんな記事を書いています。

 

 

2022年度のシード選手一覧とプロテスト受験回数の相関を調べたものですが、シード50名のうち、3回以上プロテスト合格にかかったのは2選手のみで、優勝はゼロ。

2019年から2022年の中盤にかけ、優勝者の傾向をまとめた記事も書きました。

 

 

ここでも書いている通りですが、シード選手、優勝選手となると厳しいプロテストを2回以内で合格することが、ほぼ必須となっています。

※川岸史果さんだけが唯一の例外と思われます。

 

そうなると、「誰もがプロテスト合格を目指さなければならない」とは、とてもでは言えないように思います。

もちろん、「可能性」といった意味では平等にあることは否定しませんが。

 

一方で、昨今の時代であれば、プロを目指すゴルフの実力(HDCP5以下)であれば、どう考えてもゴルフは上手い訳で、これを特技として職業を選択するというのも十分、検討に値すると思います。

 

例えば橋添4姉妹の三女、恵さんは、シャフトメーカー、USTマミヤに勤務しています。

 

さて、結論でもなく、個人的な提案なのですが、プロゴルファー志望の方でゴルフキャスターとかは選択肢に入らないですかね?

 

いわゆるゴルフ実況は、民放であれば局所属のアナウンサーで、ほぼ男性。

しかもベテラン中心で、若手は少数です。

フリーまで範囲を広げても、ツアーでの実況で思い浮かぶのは小西綾子さんくらいで、かろうじてと言うか、20代で唯一秋山真凜さんが男子下部ツアーの実況を思い浮かぶくらいです。

秋山さんはジュニアから競技ゴルフを始め、九州大会では上位に食い込む腕前で、上智大学卒。

TOKYO FMで放送中の、アース製薬 Dream Shot ~輝けゴルファーのMCも務めています。

 

つまり、女子若手ゴルフキャスターというのは皆無な存在な訳で、誰かチャレンジしてみる価値は十分にある可能性があると思います。

 

あくまで個人的な意見ですが、いかがでしょう?

 

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