今季は、非常に価値ある印象的な初優勝が多いと感じています。
そして、CATLadies。最終盤でまさかの展開がありましたが、ご覧になっていた方はご承知の通り、蛭田みな美さん、初優勝成りました。
 
半数以上の選手がボギーを叩く難関の16番でバーディー奪取。
西郷真央さんが17番を意地のバーディーで追いすがりますが、18番蛭田さんも2mのバーディーチャンスに寄せ、そこから2パットでも優勝。
さすがに決まったであろうところからの3パットボギー。
 
まさかのプレーオフ突入となりましたが、ティーショット、セカンドともミスした蛭田さんの3打目が奇跡的なスーパーショット。
バーディー決着で初優勝となりました。
 
さて、蛭田さんと言えば、1997年度生まれ。
いわゆる黄金世代の1つ上の年代ですが、ここは存外と言っては失礼ですが、魅力的な選手も多いのです。
 
過去に、こんな記事も書きましたしね。

 

 

この世代、トッパランナーは永井花奈さんでした。

世代で最も早く初優勝をしたのも永井さんなのですが、アマチュア時代から蛭田さんにも注目していました。

もちろん、日本女子アマを獲ったというのも大きかったと言えます。

 

一方で、プロ入り後は、なかなかブレイクスルーできなかった印象があります。

シード権やQTでも、何だかいつもギリギリにいることが多く、シード権や優勝には届かないかもしれないと思う時期もありました。

 

しかしこの試合、多くのクラッチシチュエーションがありながら、かなりの確率で決めていました。

主導権を渡さず最終ホールまできたのですが、正直、結末があんなにハラハラさせられるとは思っていなかったです。

 

しかし、蛭田さんは勝ちました。

これで、念願のシードも確定で、意外にも初のことです。

 

今後の活躍も見守りたいと思います。

 

 

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