この絵は、何だと思います?(*^-^*)
これが百人一首を共通語によってならべ、歌詞を絵に置き換えていくとこの景色になるそうです。
実はこの絵図は、実際にこの地上にある場所!
その場所とは、水無瀬の里、現在の大阪府三島郡島本町と京都府乙訓郡大山崎町あたりです。
水無瀬は、京都の西南、長岡京の南に位置し、都にほど近い景勝地で全盛期の後鳥羽上皇が水無瀬離宮を建てしばしば藤原定家たちを集めて歌会を催していました。
しかし承久3年、鎌倉幕府打倒のクーデターが挫折し、後鳥羽上皇が隠岐に流されたのちは、離宮は荒廃していきました。
この時、定家は和歌の資質を認め、低い地位から側近に加えてもらった大恩人である後鳥羽上皇への思いをこめて、百首の歌を組み合わせて水無瀬離宮や水無瀬の里の美しさを表したんです。
この歌で作った絵こそ、孤独と絶望のふちにある後鳥羽上皇への心をこめた密かな贈り物だったんですね
(T_T)
☆こちらの内容は、小倉山荘 のお菓子の中に入っていたご案内をまとめて書いてみました。
こちらに詳しく書かれておりますので、興味のある方はぜひ