さて、4月に行われた文教市民委員会では、舞台機構の改修に関する予算の執行について説明がありました。傍聴していないので詳しいやりとりはわかりません。
もともと、建築、電気設備、機械設備、舞台機構設備、舞台照明設備、舞台音響設備の6つの改修工事を予定していたもののうち、4月の後半に舞台機構のみ入札公告を行い、契約者が決まれば5月定例会に契約の議案を提案するということです。当初予算では、約3億2千万円が計上されていました。これに、工事監理業務、設計意思伝達業務あわせて約3億4千万円となります。
工事概要ですが、
大・中ホールの吊物機構
マシン取り替え、滑車、ワイヤーロープ取り替え、ライトバトン・美術バトン、制御盤更新など
大・中ホールの床機構
モーター、ブレーキ部品取替え、大迫り(せり)、迫り高速軸取り替えなど
小ホールの舞台機構
マシン消耗品取り替え、操作盤パネル取り替えなど
です。来年の3月に工事が完了し、工事検査を終えて4月再オープンには間に合うようにするそうです。
舞台機構の改修について先にスタートを切るわけですが、残りの改修工事実施には影響しない内容だということです。
11日開会の5月定例会では、今年度中に実施する改修工事の内容が追加提案で示されます。残る他の工事について、実施するのか、しないならいったいいつするのか、あるいは工期延長はしないのか。なぜそうなったのか。
市民に対し、全てオープンにする必要があります。