ねずみ男 | 撫塵は昨なれども、耳順催す

撫塵は昨なれども、耳順催す

残された人生を穏やかに暮らしたい。ささやかな願い。
しかし今は貧困層にいるので、そのためにはこの歳からでも
なんとか生活再建をしなければなりません。
そんな心身に不具合を抱えた中高年齢者の生活奮闘記です。

( 水木しげる作 ゲゲゲの鬼太郎 より)

 

 

わたしは正義のヒーローが出てきてやっつけることはね、
あまり好ましいことじゃないですよ。
正義のあれが出てきてやっつけるというのは、
ある意味から見ると滑稽でしょ。
それをあざ笑う意味でね、ねずみ男が登場するわけですよね。
鬼太郎というのはよく考えてみると変わり者ですからね。
おばけをやっつけるけど何も貰わないから。
バカじゃないか。
しかも何回となく繰り返すでしょ、バカバカしいことを。
それがまた滑稽なんですよね、大真面目でやるところが。
それを笑うねずみ男がいないとやっぱりうまくいかないわけですね。

( インタビューのコメント 水木しげる ) 


久しぶりに鬼太郎を読み直してみるととても面白い。
今の時代では(出版が)許されない表現だらけ、でもあります。

そういった意味では現代は実につまらない時代になってしまいました。

 

 

 

 

 

おまけの一コマ。

わたしもここ数年はふだん果物なんかろくに食べられていません。
ミカン一つにしても年末年始ぐらいのもの。

 

ふー。。。