自由と我儘 | 撫塵は昨なれども、耳順催す

撫塵は昨なれども、耳順催す

残された人生を穏やかに暮らしたい。ささやかな願い。
しかし今は貧困層にいるので、そのためにはこの歳からでも
なんとか生活再建をしなければなりません。
そんな心身に不具合を抱えた中高年齢者の生活奮闘記です。

( 素材 by   pixabay )

 

 

 

突然ですが、この頃の日本社会は頓に
おかしくなっているように思えてなりません。

行政書士の勉強以来ほとんど法律なり法というものの
勉強などは、している余裕などなく過ごしています。

なので例えば韓非子や西洋法哲学などに関心はあれど、
せいぜい目に入った記事なりを読む程度です。

その程度ではありますが思うところはあります。

大雑把にいう「自然状態」→政府が存在しない世界、において
ホッブスは「万人の万人に対する闘争」と論じました。

この点にわたしは共感します。

ホッブスの説は、世の中にはわたしたちの平穏な暮らしを脅かす
悪い者たちが必ず存在する、というリアリズムだと思うからです。

自由と我儘をはき違えた者たちが多くなると世は乱れます。

秩序維持のための法の運用強化というものは極めて慎重であるべき。
ですが同時に強化すべきときは強化をためらうべきではないのでは、
そんな思いを強くしています。