今日から韓国人のご夫婦とのレッスン(一人ずつですが)が始まります。
数年前までは日本語学校を掛け持ちしていたので、
掛け持ち先では韓国の学生にもよく教えていましたが
ここ最近は韓国の学生、というか生徒さんにはお目にかかることもなく・・・
韓国の男性のちょっと鋭めの突っ込みが、日本人からは感じられないもので
私は個人的に面白く感じていたのですが
今回はどうなるんでしょうね。
この間両方の方とお話しましたが、
ご主人はネイティブ並みに英語が堪能な方でした。
ところで、今まで溜まりに溜まった資料や教材プリントを、スキャニングしているのですが
そんな中にこんなものが紛れ込んでいました。
韓国の国花、槿(ムグンファ)をモチーフにした記念切手です。
きれいですね。
数年前に多国籍の学生が集まる学校で教えていた時のこと
1カ月の短期で韓国各地の公務員さんの団体が勉強にいらっしゃいました。
みなさん、非常に流暢でその時間の一番上のクラスよりもレベルが上でして・・・
ご本人たちの思惑とは別に、結局彼らだけのクラスが開講されました。
私は1日だけそのクラスに入らせていただいたのでした。
年齢層も高く、私の父に近いかたもいらっしゃり、ちょっと身構えていましたが
みなさんとてもやさしく接してくださり、しかも非常に熱心に取り組んでいらっしゃいました。
その中のソンさんという方は、当時の(多分60~70年代くらいかしら?)周囲の反発にもめげず、
学生時代に日本語や日本文化を専攻されたそうです。
ソンさんがお住まいの市の国際交流事業のヘッドでいらっしゃり
「私がこの位置にいる間に、日本の市と姉妹都市関係になりたいです」
と授業の後も営業に出かけていらっしゃいました。
「私以外はみな、欧米志向なので」
とちょっと伊達なネクタイを締めて、せっせと近県まで足を運んだり。
1カ月と言っても、私が授業に入ったのはたったの4回。
ですからあっという間に最終日が来てしまいました。
授業の後、ソンさんが私に
「先生、ありがとうございました」
と差し出されたのが、この記念切手だったのです。
いい仕事を自分はさせてもらってるな、と思ったのを覚えています。
あのクラスのみなさんは、今でもお元気かな。
そうだといいのですが。
韓国の方とのレッスンがスタートということで、ちょっと思い出してしまいました。
お読みいただき、ありがとうございます。
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