教師の言動 上 | ヒャクゴウ、地球を駆け抜ける

ヒャクゴウ、地球を駆け抜ける

思いっきりやりたいことを、真剣勝負でやります。そんなヒャクゴウの日々の記録とたわごと

今日は朝9時からのレッスンがあったので、
時間に余裕を持って家を出たのにもかかわらず、
地下鉄のダイアが大幅に乱れてしまい
えらく時間がかかった上に、
久しく経験していなかった東京の名物、すし詰め状態
(現代舞踊も真っ青な体勢を強いられてました・・・)

他にも勉強しているフランス語のテキストの解説が分かりにくいなど、
朝から気が立ってしまいました・・・


さて、問題です!
この↑の文章の中に、中級文法(文型)はいくつあるでしょうか?ロボット



冗談はさておき。
今日はちょっとまじめなお話を。

最近このブログつながりでお目にかかったベテランの先生とお話をしていて、
自分自身いろいろ省みることがありました。

それがタイトルにもなっている

教師の言動

ここでは特に、
学生に対してどんな言葉づかいを使っているか、ということについて取り上げたいと思っています。

日本語教師の養成講座で必ず言われることとして

「相手は大人ですからね」

というのがあります。

そう、たとえどんなに若くても、教室でハチャメチャなことをしていても
相手は大人であるのだから、
必要以上に子供扱いをしてはいけないということです。


わりとお子さんがいらっしゃる先生に多いといわれていますが、
そうでない方にも注意が必要

たとえば常に普通体(いわゆるタメ口)で話したり
平気で乱暴な命令形を使ったり
毒舌振り撒いたり・・・
反対に
「教育番組かいっ??」と突っ込みを入れたくなるような、言葉づかいだったり・・・


聞いた話では、とある日本語学校の中には

「教師が‘左’といったら、学生が全員左を向くくらいの指導力を持たないとね」

という方針を取るところもあるそうです。

軍隊かい?むっ

相手は立派な大人だぞ!?シラー

まあ、それは極端な話ですが、
日本語学校で教えている先生の多くが、わりと陥りやすい落とし穴のように思います。

まあ、気持ちは分からなくもないんですよ・・・

日本語学校のクラスの中には、無法地帯になってしまっているところも多々ありますからね

授業は聞かないで、寝る、しゃべる、ワンセグやiPhone,iTouchの画像を見ている、
食べる、騒ぐ、立つ、つばを吐く(信じられないかもしれませんが、この間経験しました)

または、進学目的で来日しているのに、
「楽に入れる大学ありませんか?」(ありませんっ)
「え~、何勉強したらいいのか、わからな~い」(じゃ、帰って働け)

などとだらしない、おっと失礼、いまだ迷える子羊たちと日々過ごしていると、

「こいつら、子供じゃん」
と良くも悪くも思うようになり、

「おしゃべりしないでください」が

「しゃべるんじゃないっ!!!パンチ!

とは

「ごみはちゃんと、ごみ箱に捨ててくださいね。お願いします。」が

「ごみはちゃんと捨てるっ!!!爆弾

という強い語調になってしまうのです。

もちろん、マナーを守らない学生も悪いのですが、
日本語学校の教師の言動の質の悪化も、このままではよくない問題ですね。
しかも、これは自覚症状のある人と、無い人にわかれてしまいます。
自覚している先生方は、多少普通体で、お友達のように話しても、
大事な時は丁寧に話したり、フォーマルさを心掛けているものですが、
自覚症状がない方は、はたから見ていても聞き苦しいことがあります。


また、
国や地域によっては
母国の教師というものは、私たちが考えている以上に権威的で厳しい存在なようで
来日して日本語学校に入り、そこで教わる日本語教師の
「学生を大人として扱う」態度を
ただ単に
「甘い」「優しい」「ちょろい」と感じるようで
先述した無法状態になってしまうこともあるようです。

そんな彼らも来日当初は、素直で、元気のよい挨拶をしてくれるいい学生なんですけどね・・・

と、いろいろ書いてきましたが、
自分自身、気をつけてはいるつもりですが、反省するところもやや、ありますあせる
まあ、自分自身が心掛けていることと、反省点(弁解?)は次回、また投稿しますので、
次回もまたお読みいただけると、うれしいです

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