信長の野望・創造 戦国立志伝 プレイ日記その1 | KMのゲームブログ

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PS4版の戦国立志伝を購入。
※バグ、フリーズによる進行不能や調整不足を感じる仕様が随所に見られたため全体的に辛めの文章になっています。続きを読む方はそのつもりで。



シナリオ開始時におすすめ武将も表示できます。
ざっくり見た感じだと年代が違う同一武将も含めれば40~50のパターンがありそうな感じ。


チュートリアル。
織田家の家臣になったばかりの秀吉が、武将になりたいという少女相手に内政や攻城戦などを一通り教えてあげる体の内容。


合戦では実際に部隊を操作して勝利条件を満たす必要があります。
秀吉自体は強いですが、敵の櫓は破壊/無力化できないので敵部隊と交戦する位置取りなどに気をつけないと敗北するかも。


チュートリアルをクリア後は桶狭間シナリオの秀吉でプレイ開始。雰囲気を掴むために難易度は中級。
本当は家督相続のシナリオで始めたかったのですが、秀吉は織田家に士官前で選択できなかったので妥協。


与えられた領地に施設を建てていきます。
領地の形は開始時にランダムで決定されるため、施設を立てづらい区画になることも結構あります。
はじめは木材と鉄が結構必要になるので「たたら場」と「製材所」から建てるのが良いかも。
基本的には、川沿いには「水田」、道沿いには「市」、城の周りには「武家町」という感じ。


任務達成を報告すると、大抵その直後に大名から参陣するように命令されます。
大名や他の城主の兵が少ない状態でも関係なく出撃しようとするので、任務達成の報告タイミングは結構重要な気がします。



敵よりも兵数で劣っているにもかかわらず出陣を繰り返す主家と他の味方城主たち。
とうとう今川、斉藤、武田、六角、浅井など、方々の大名から攻め込まれてしまう事態に。
大名家が効果的に外交してくれていないような気配を感じつつ、味方の城が那古屋城だけになったところでプレイ終了。
城壁などの防備施設を活かしつつ、寡兵で守る防衛戦は面白かったです。弱小大名で逆境を楽しみたい人にはいいかも。

家臣プレイだと大名録の進展状況が確認できないことも加わって、結局桶狭間イベントは最後まで発生せず。
武将視点でも自家の戦国伝を体験できると思っていたので大いに肩すかし。
というよりもそういった部分のない家臣プレイにどれほどの意味があるのか分かりません。
完全なIf展開を楽しみたい場合は「戦国伝なし」「歴史イベントなし」の設定で開始すればいいだけですし、歴史的な事件に絡まないのであればどの武将でプレイしても大差ないということになってしまいます。



どうにも味方のポンコツ具合に納得できなかったので、2回目プレイも桶狭間シナリオ、秀吉で開始。難易度は初級。
今度は鳴海城を包囲、落城させることに成功しましたが、それでも桶狭間のイベント合戦は発生せず。
もしかするとイベント合戦は実際に参陣する武将でなければ発生しない仕様なのかも。
バグで発生していないという可能性も十分ありそうなので、現状は何とも言えません。


一度の合戦で敵を3部隊以上撃破すると「軍神」のトロフィーを獲得できます。
野戦である程度削ったあとの攻城戦であれば敵兵も少なくなっているので狙いやすいかも。
家臣プレイから始めている場合は領地の兵のブーストがあるため、城代、城主まで出世すれば簡単に達成できます。
また、領地への進出が全て終わると「一所懸命」のトロフィーを獲得できます。
城代や城主になっても引き続き領地の開発はできますが、限られた労力の範囲内でやりくりする必要があるので結構時間がかかります。
建て替えなどは後回しにして空き地だけでも武家町や水田などの施設で埋めておくと良いかも。
※出陣権限のない「城代」の就任は固辞して、先に領地の内政を終わらせてしまう方が何かと楽。


城主になったところ。城代以降の内政は基本的に全委任。
施設を建てるのにも城選択→施設選定→建設地選定→担当武将決定という手順が必要で、投資や奨励をするのにも武将を選ばないといけないので創造PKの内政よりも手間が大幅に増えています。
なお、家臣プレイから始めている場合は城代になった段階で自分の領地の兵と併せて数千単位の兵を動かせるようになっています。
従って、支城なのに大名や本城の城主よりも動員兵数が多くなっていることもざら。
最終的に開発できる領地の範囲が広すぎるのだと思いますが、城代、城主になってからも効果が残っている自分の領地からの収入(主に兵士)の影響が大きすぎます。
始めに領地として与えられる土地は区画の一部という話だった気がしますが、城の領地に匹敵/またはそれ以上の収入があるのはさすがに不自然。
ブースト効果は最大でも兵士1000人ぐらいまでが妥当だと思いますが、今のAIでそれをすると主家大名がポンコツ過ぎて詰みそうなのが何とも。
とりあえず自分の領地(人口4500人)で5000人以上の兵を動員できてしまうのは重大な萎え要素。


稼いだ勲功を使って家臣を与力(≒自分の配下)にしてもらったり、敵勢力の城主を寝返らせたり。
なお、城主を謀反で寝返らせても○○家の城主という立場で主家大名に鞍替えするだけで、自身の配下になるわけではないので注意。


一定の活躍をすると「名声」が高まり、大名から独立するチャンスが得られます。
ただ、名声が上がる度に独立するかを聞かれるので、忠臣プレイをしようと思っているときは水を差される感じがして興醒め。
敵勢力からの寝返りの誘いも同様。
麻雀ゲームの「自動ツモ切り」「自動鳴き無し」のように、自動的に寝返り勧誘の使者を追い返してくれるシステムがあれば良かったですかね。
というよりもコマンド式にしても普段は選択できず、条件が揃ったときのみ実行できるようにしておけばそれでよかった気もします。



六角家攻めの軍団長に任命されたところ。
城代や城主は固辞できますが、軍団長の就任に関しては拒否権が無いようです。
六角家の城であれば「切り取り勝手」ということで、そのまま自分の領地にできます。
ただし、捕縛した武将の登用権は主家大名にあるので、自分の配下に加えることはできません。
城の数が増えるとともに徐々に武将を回してくれるようにはなりますが、投資をするにも区画ごとに武将が必要な今作では基本的には武将不足。
一つの城に2人配置できればいいかなという感じ。
足りない分は自分で敵勢力の武将を寝返らせるか、浪人を登用して補うぐらい。
切り取った城を大名に返すことができないようなので、自然と大名以上の国力になってしまいます。
対策としては攻略目標とは関係ない大名の城を攻め取って強引に大名の領地にしてあげるぐらいでしょうか。


六角家を滅ぼした後は、唐突に武田家攻めの軍団長に任命。
まだ今川や斉藤家が残っているのに何事かと思ってマップを確認してみると、尾張・那古屋城の柴田勝家が武田家に寝返っていました。
那古屋城を制圧して隣接地に武田家がなくなっても攻略目標は武田家のままという事態。
軍団長(or譜代or宿老)になっても大名の戦争方針や外交方針に口を挟めないので、大名の方から自発的に軍団を解散してくれるなどしない限り、飛び地の相手を攻めろという無茶な目標が残り続けます。
摂津、加賀、伊勢に領地が分散している本願寺家が攻略目標になってしまうと悲惨。


仕方がないのでまずは(軍団長としては関係のない)斉藤家から攻め滅ぼすことに。
稲葉山城を落とすと岐阜城改名イベントが発生。
イベントがあることに安堵したのも束の間、信長が岐阜城に移転していないことに気付いてがっかり。
創造PKよりも色々と雑になってる感じ。


難易度「初級」ということもあって、問題なく武田家攻めも完了。
余っていた発言力を用いて信玄を家臣団に加えてもらいました。



武田家を滅ぼした直後、1575年の勢力図。
転封(城替え)を申し出るのも面倒くさいので、秀吉の領地は飛び地だらけ。
大名の方で適度に飛び地の整形をして欲しいものです。


大名の本城の数が30を超えて総無事令の条件を満たしたところ。
城主や軍団長であれば自分でも「政策」を使えるようになっているので、そのまま総無事令を選択して評定を終えればクリア。
※惣無事令を大名に進言するという体


総無事令クリア。
プレイ履歴のような感じでこれまでの軌跡を年号付きで振り返ってくれるのですが、最後で必ずフリーズします。
トロフィーは獲得したことになっていますが、数分経っても一切のボタン操作を受け付けない状態。
PSボタンから強制終了するしかないため「プレイ記録」の方は未達成扱い。


本能寺シナリオで大名になった豊臣秀吉でさくっと総無事令クリアしても同様に年号の振り返りが終わったところでボタン操作を受け付けなくなりました(右の画像)。
機種とソフトの相性のせいなのかクリア直前のデータをロードしてやり直しても再びフリーズ。現状では打つ手なし。酷い。



開始1ヶ月で終わると評判の1562年開始の武田義信プレイでもエンディングでフリーズしたので、クリア系のプレイ記録は今のところ全て達成できなさそうな感じ。



創造PKが面白かったので今作は発売日に購入しましたが、今は原因不明のフリーズでクリアすらできない状態。

「大坂の陣」シナリオや少し仕様が変わった会戦や攻城/籠城戦は面白かったですし、エンディングでフリーズするという重大な問題に目を瞑れば一応遊べるようにはなっています。
ただ、開始3年ほどで軍団長になれる出世速度(高政治武将のみ)、単調なのに煩雑になった内政、AI周りのクオリティ、武将プレイと戦国伝の兼ね合いなど、何回も繰り返しプレイするには厳しそうな箇所が多い印象です。端的に言ってしまえば調整不足。未完成品。
今後のアップデートで化ける可能性はありますが、今の所は100点満点で言えば30~40点ぐらいの評価(加点方式)。
バグやフリーズ問題が一切ないとしても減点方式なら甘く採点しても20点ぐらい。
短期間のプレイには耐えられますが、PKから追加・変更された部分の噛み合わせが悪いため、何度も繰り返し遊べるという感じのゲームにはなっていません。


大坂の陣シナリオや新規で用意された戦国伝などは楽しめると思いますが、それが8000~9000円という値段に見合っているかと聞かれると「NO」という回答。
大坂の陣や攻城戦/籠城戦だけを追加した創造PK用の3000円のDLCであれば満足できていたことでしょう。
これほど半端な出来で発売するぐらいなら家臣プレイは要らなかったです。イベントも殆ど発生しない現状では、どの武将でプレイしてもゲーム的に大差ありません。


大河ドラマ「真田丸」で興味を持って購入を検討している人は、少なくとも1回目の大型アップデート(4月末予定)の評判を見てからの方が良いかも。


といったところで、今回はここまで。