毎朝その下を通るたびに、何となく気になっていたんです。
行ってみようかなーと考えてはいたものの、昼になると忘れ、
休みの日は頭の片隅にも残っていませんでした。
でも、昨日の朝にまたそこを通った時、「今日が最終日だ」と気付いたんです。


 

九州物産展ではありません(行きたい気持ちもありますが)。
その下に小さく載っている「蜷川実花写真展」の方です。
有名な写真家で、映画「へルター・スケルター」の監督でもある蜷川実花
ここ何年かずっと注目度の高い人の個展が入場無料なのですから、
行けるならば行っておこうという気になるのも無理ないでしょう。

ふだんなら仕事の帰りに!という選択肢もあるのでしょうが、
この日は最終日で、いつもより早い18:00閉場。
私の勤務時間は18:00までなので、帰りに行くのは無理です。
そうなると、昼休みに行くしかない!
職場から展覧会場のうめだ阪急9Fまでドア・トゥ・ドアで片道15分ほど。
(エレベーター待ちの時間が結構長いのです)
もちろん昼食を取る時間も必要なので、鑑賞時間は10分程度しかなさそうです。
それでも観に行くことにしました。

 

会場内は撮影だったので、展示風景などの写真はありませんが、
人気作家の、最終日とはいえ、平日昼のためか、会場はそれほど混んでいません。
比較的ゆったりと(時間的には大急ぎで)鑑賞することができました。
今回の出展作は、4月発売の写真集「FASHION EXCLUSIVEの作品のようで、
モデルや芸能人などを被写体にした「ファッション」に特化した写真ばかり。
非常に華やかで、蜷川実花らしい作品が揃っていました。
本人の公式サイトにアップしてあった数点をここでも紹介しましょう。

          (松岡モナ)


       (斎藤工)

      (桐谷美玲)
斎藤工の作品のように黒を基調としたものもありましたが、
やはり蜷川実花らしいのは、桐谷美玲のように赤系統の作品ですね。
この展覧会の広報物も、やはり赤を基調にしています。

ちなみに写真集の装丁は、こんな感じです。

編集を担当しているのは、私が尊敬する後藤繁雄さん。
まだ見たことはありませんが、気になる本ではあります。
いつかうちの会社でも、こんな本を出してみたい。
しかも、後藤繁雄さんと一緒に仕事をできることがなれば、嬉しいだろうな。