毎日暑い日が続きますね。
私が住んでいる大阪は、今日の最低気温が26.4℃の熱帯夜
最低気温は36.4℃の猛暑日と、非常に過ごしにくい一日でした。
この暑さはしばらく続くようで、
予報では明日、明後日と猛暑日になりそうです。
そろそろ夏休みという方も多いでしょうが、
私の職場の夏休みは、今年から祝日になった「山の日」の11日(木)から。
そして、ふだんは休みのはずの土曜日ですが、
今週はその夏休みを確保するために出社日となっており、
1日余分に働かねばなりません。

さて、こんな暑い日に気を付けたいのが「熱中症」ですね。
日本気象協会の公式サイトによると、
以下のような症状が出たら、熱中症を疑った方が良いみたいです。

 1.めまいや顔のほてり

 2.筋肉痛や筋肉のけいれん

 3.体のだるさや吐き気

 4.汗のかきかたがおかしい

 5.体温が高い、皮ふの異常

 6.呼びかけに反応しない、まっすぐ歩けない

 7.水分補給ができない

そんな症状の人を見かけたら、次のような応急処置が役立つそうです。

涼しい場所へ移動しましょう
まずはクーラーが効いた室内や車内に移動しましょう。
屋外で、近くにそのような場所がない場合には、風通りのよい日かげに移動し安静に。

衣服を脱がし、体を冷やして体温を下げましょう
衣服をゆるめて、体の熱を放出しましょう。
氷枕や保冷剤で両側の首筋やわき、足の付け根などを冷やします。
皮ふに水をかけて、うちわや扇子などであおぐことでも体を冷やすことができます。
うちわなどがない場合はタオルや厚紙などであおいで、風を起こしましょう。

塩分や水分を補給しましょう
できれば水分と塩分を同時に補給できる、スポーツドリンクなどを飲ませましょう。
おう吐の症状が出ていたり意識がない場合は、誤って水分が気道に入る危険性があるので、
むりやり水分を飲ませることはやめましょう。

もちろん、そうなる前に予防することが大事です。
普段から心がけておくことは、

 1.のどが渇いていなくても、こまめに水分をとること

 2.大量の汗をかくのに備えて、塩分をほどよく取ること

 3.体力を落とさないように、睡眠環境を快適に保つこと

 4.バランスのよい食事で、丈夫な体をつくること


この4つを念頭に置いた生活を送れば、熱中症のリスクはかなり低くなるでしょう。
また、暑さは日々の生活の中の工夫や心がけでやわらげることができます。
適度な空調で室内の温度を快適に保ったり、衣服を工夫することで、
熱中症の危険を避けやすくなります。
日傘や帽子を使うなど、日よけをして直射日光を避けたり、
自分のいる環境の熱中症危険度に気をつけることも、熱中症予防には重要です。

今日発表された気象庁の1ヶ月予報では、
「期間の前半は、全国的に気温がかなり高くなる可能性があります」という話でした。
週別の気温は、1週目は、北日本と沖縄・奄美で高い確率60%、
東日本で高い確率50%、西日本で高い確率70%です。
2週目は、北・東日本と沖縄・奄美で高い確率50%、西日本で高い確率60%です。
3~4週目は、全国で高い確率50%です。

やはり全国的に猛暑となりそうです。
熱中症対策をして、この夏を乗り切りましょう!