最近はアートネタばかりで、少し疲れてきたので、
今日のブログはもう少し気軽な感じにしようと思います。

先週の日曜日、ちょっとリゾート気分を味わってきました。

上の写真はその時にスマホで撮影したもの。
どうです? これだけ見るとハワイかどこかと勘違いしそうでしょう。
ちょっと角度を変えた写真も一枚。

こっちの方を見ると、ハワイ感は薄れるかもしれませんね。
よーく観察すれば、街灯のようなものとフェンスの金網が写り込んでいます。

海のそばだったので、そっちも撮ってみました。

一見きれいなビーチのように見えなくもないですが、
手前にあるのは砂浜ではなく、コンクリートでできた護岸。

反対側の方がわかりやすいかもしれませんね。

もちろんここはハワイではありません。
沖縄でもなければ、白浜なんかでもありません。
実はここは、兵庫県の西方、岡山県の少し手前にある赤穂市
そう、あの赤穂浪士の物語で有名な地です。

JR大阪駅からJR播州赤穂駅までは新快速と普通電車を乗り継いで約1時間30分。
特急料金などが不要なので、運賃はたったの2,270円(片道)。
しかも駅周辺にあるチケットショップで回数券WP買えば、さらに600円ほどおトクになります。
時間的にも、経済的にもあまり負担をかけず、ちょっとしたリゾート気分が味わえます。

もっとも、私が赤穂に行ったのは、それ以外に目的があります。
日頃感じているストレス発散のために、動物たちとふれあおうと思ったからです。
(もっとも動物たちの方は、逆にストレスを感じてしまうんでしょうが)
目的地は、赤穂海浜公園の中にある「動物ふれあい村」。
ここにはカンガルーワラビーカピバラといった普段はふれあう機会のないものから
ウサギカメなど、どちらかといえばペットとして買われている動まで、
いくつかの種類の動物がいます。
もちろんウサギや犬、カメだって、ペット禁止のマンション住まいの私には、
普段から接することのできないものなんですが。

ふれあいに夢中になっていたので、あまり写真は撮っていませんが、
いくつかは写してきましたので、ここで紹介しましょう。



カンガルーの子どもは、本当にかわいかったです。
以前ケアンズに行った動物園では、後ろから忍び寄って抱えてしまいましたが、
今はそんな子どもじみたことはしません。
そばでじっと見守っているだけでした。

基本的にはそんなに珍しい動物はいないのですが、
一匹というか、一羽だけ、珍しい鳥がいました。

このシロカラスです。
たぶん種類はユーラシアハシボソガラスだったと思います。
もちろん通常はこの種のカラスも羽の色は黒で、そう珍しい鳥ではないようです。
この個体はアルビノで、野生生活では目立ってしまっていろいろと苦労が多いとのこと。
結果的に人間に捕らえられて、動物園暮らしをすることになったのでしょう。
ちなみにアルビノの動物は「神の使い」と神聖視されることが多いようです。

赤穂海浜公園には「動物ふれあい村」以外にも、
小規模ながら観覧車などの遊具で遊べる「タテホわくわくランド」などもあります。
名前の「タテホ」とは、赤穂に本社を置くタテホ科学工業のことで、
ネーミングライツ(命名権)を取得して、こう名付けたそうです。
そういえば、タテホ科学工業の親会社であるエアウォーターの仕事を以前受けたことがあります。
10年ほど前に手掛けた、IR用のアニュアルレポートのデザインのディレクションのようなもの。
久々にアクセスしてみましたが、まだギリギリ残っていて、見ることができました。

タテホわくわくランドでは、大きな池でボート遊びも楽しめます。
私も何十年かぶりに足漕ぎボートに乗ってみました
見ている分には楽そうに思えるのですが、いざ自分が乗ってみると・・・
わずか30分ほどでしたが、ヘトヘトになってしまいました。
当然写真なんか撮るゆとりもありませんでした。