先週の日曜日のことになりますが、
港で出合う芸術祭・神戸ビエンナーレ2011」に行ってきました。
少し家を出るのが遅く、午後からの出発となってしまったので、
結局すべての会場を回ることはできませんでした。

このビエンナーレの主会場は、兵庫県立美術館と神戸ハーバーランド会場の2箇所。
兵庫県立美術館では「REFLEXIONEN ひかり いろ かたち」という展覧会が開かれています。
これは、1950年代から60年代に活動をはじめた日本の前衛美術団体「具体美術協会」と、
ドイツの「ZERO」の作家とその作品を紹介するもので、
同時にそれぞれの国の次世代の作家も紹介しています。
「具体」と言えば、先頃お亡くなりになられた元永定正先生を忘れる訳にはいきません。
展覧会場にも元永先生の色鮮やかで愉快な形に満ち溢れた作品がたくさん展示してありました。
また、会場の外にも複数の元永作品が飾られており、
建物のの南大階段下には、9月21日にお披露目されたばかりの屋外彫刻作品「きいろとぶるう」が!
この作品は館の設計者・安藤忠雄さん夫妻と元永先生が寄贈したもので、
安藤さんの依頼により、元永先生がプランを描いて立体作品に仕上げられました。
残念ながら今日は写真をアップできませんが、後日紹介したいと思います。

その後、船(海上バス)で優雅にハーバーランド会場へ向かいましたが、
船の待ち時間などもあって、結局着いたのは閉場50分前。
何とか大急ぎで会場内を観て回りましたが、展示されているものが多くて、
全てを鑑賞することはできませんでした。

日をあらためてリベンジしたいと思います。
今週末からは、兵庫県立美術館で「榎忠展」も始まることですから。