昨日はブログの更新をせずに、申し訳ありませんでした。
実は、急遽「ART FAIR TOKYO 2011」の特別内覧会に参加する事になり、
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東京に出張で出かけ、帰りも遅くなって後進作業ができなかったのです。
今日のブログもこれまでの続きで「アート・トリップ」の話を書こうと思っていたのですが、
やはりタイムリーな話題ということで、「ART FAIR TOKYO 2011」について書く事にします。
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16:00のオープニングに間に合うように大阪を出て、会場に着いたのが開始15分前。
先に東京に着いて用件をこなしていた社長と合流して、プレス受付を済ませて入場しました。
恥ずかしい話ですが、実は「ART FAIR TOKYO」を観に来たのはこれが初めて。
もう少し広い会場かと思っていたのですが、意外と狭い(というか広くはない)という感想です。
でも、その中にぎゅっと今の日本のアートが詰まっているという感じでしょうか。
船越桂のようにすでに大家と呼べるようなアーティストの作品もあれば、
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これから注目されそうな、CONTEMPORARY JAPANを象徴するような作品もあって、
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非常に面白く、見応えがありました。
京都や大阪のアートフェアには足を運んでいますが、
内容は似たような感じでも、やはり規模が大きいですね。

オープニングセレモニーは、意外とあっさりしたものでした。
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主席者も驚くような大物は見当たりません。
そこそこ貫禄がありそうな人は、ドイツ公使ぐらいでしょうか。
あとは経産省の室長や赤十字の課長、それにスポンサー関係のドイツ人。
そうそう、大物と言えば、資生堂の福原さんも出席されていました。
メセナ協議会の会長という立場で来られたようです。
そんな人たちのテープカットの様子も気にしている人は少なかったようで、
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その場に集まっていたのはメディアと関係者ぐらいという感じでした。

一般来場者がいない内覧会とはいえ、訪れた人はまずまず多かったようです。
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開場したばかりなのに、すでに完売間近のアーティストもいました。
なかなか変わった作品も多く、ジャージにトレーナー姿の女性が体育座りしているような↓は、
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最初のうちは実際の人間がパフォーマンスしているのかと思って意見ていましたが、
こういう形をしたアート作品で、椅子のように人がその上に座れるものでした。
会場にはテレビや雑誌でよく見る有名人の姿もちらほらと。
明治学院大学の山下裕二教授が馴染みの画廊の方と談笑していたり、
日本を代表する画廊・日動画廊の長谷川社長夫妻が会場を歩いていらしたり、
ある画廊の展示ブースの裏の目立たない場所で、ライヴ・ドローイングをしている人がいました。
何気なく覗いてみると、なんと、しりあがり寿さんじゃありませんか!
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何の告知も、アナウンスもなく、目立たないところで描かれていたのは何故でしょうか?
本人の希望なのか……不思議です。

ちなみに、「ART FAIR TOKYO 2011」には画廊やアーティストのブースだけでなく、
出版社のブースも(主会場のB1Fではなく、1Fですが)設置されています。
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今年はできませんでしたが、来年からは「美術屋・百兵衛」も参加できるようにしたいです(笑)。

この「ART FAIR TOKYO 2011」は7月31日(日)まで、東京国際フォーラムで開催中です。
東京や、日本の今のアートが俯瞰できるこの機会をお見逃しなく。