明治期に日本画の革新に奔走した菱田春草も、今年、没後100年を迎えます。
春草は明治7年、長野県飯田市の生まれ。
亡くなったのが明治44年、36歳の時ですから、
20代で亡くなった青木繁ほどではないにしろ、早逝の部類に入るでしょう。
ちなみに東京美術学校時代の同級生で、終生の友でありライバルでもあった横山大観は、
「春草君が生きていたら、自分よりずっと上手い」と言い続けていたそうです。

そんな春草の代表作は、永青文庫に所蔵されている《落葉》や《黒き猫》。
7月12日発行の「美術屋・百兵衛」No.18(特集:長野文化考)では、そんな春草を特集しています。
$Mr.Mのひとりごと

代表作《黒き猫》を掲載し、波瀾に満ちたエピソードも紹介していますので、
興味のある方はぜひ書店でごらんください。
できればご購入いただけましたら幸いです。