美術検定という資格試験をご存じでしょうか?
雑誌「美術手帖」を発行している美術出版社が中心となった団体が実施しているもので、
美術の知識を問う民間資格のひとつで、4級から1級までの3段階に分かれています。
うちの会社では、2年前から社員全員が受験しています。
「美術を扱う会社だから、社員は美術の知識がなくてはいけない」というのがその理由です。
私は一昨年3級を、昨年は2級を受験し、幸いなことにいずれも合格。
今年は1級を受験する予定です。
何の試験にも言えることですが1級と2級(または準1級)の間にある壁は非常に高く、
美術検定にもそれは当て嵌まります。
さすがに1級となると、1年で合格するのは難しいかもしれませんが、
これから勉強して合格を目指したいと思います。

さて、うちの会社では通常の業務以外に社員全員が「プロジェクトチーム」に加入して、
社内の5S(整理・整頓・清掃・清潔・躾)やコミュニケーションづくりに取り組んでいます。
私がいま参加しているチームは「美術検定対策プロジェクト」。
このチームでは全員合格を目指して、日頃から朝礼で美術に関する問題を出題したり、
1ヶ月に1度、検定に向けた模擬テストを実施したりしています。
そのテスト問題をまとめているのが、実は私。
本来の業務以外の作業になるので、時間のやりくりが大変ではありますが、
みんなが合格できるよう、いろいろと工夫して頑張っています。

そこでは、ここで美術検定の模擬問題を出題します。

1.劇場やサーカスなどの人物を描き、ポスターを初めて芸術と結びつけた19世紀末のフランスの画家は誰か?

2.ヘブライ語で「預言者」を意味し、自分たちを新しい芸術の預言者と考えて、宗教的な秘密結社の雰囲気をもった集団の事を何と呼ぶか?

3.家具の断片等など様々な既製品を組み合わせて美術作品を作る技法を何と呼ぶか?

どうです?
難しいでしょうか、簡単でしょうか?
答えは、明日のブログで発表します。