福岡県北九州市にある門司港駅は、JR鹿児島本線の起点です。
関門トンネルが開通するまで九州の鉄道の玄関口であり、
対岸の下関駅との間に就航した関門連絡船との連絡中継駅として賑わいました。
国の重要文化財に指定されている駅舎は、1914年(大正3年)1月に建築された木造駅舎。
戦前から使用されている洗面所、手水鉢、上水道など様々な歴史的資産が現存し、
今もここを訪れる旅行客に往時の面影を伝えています。
とは言え、門司港一帯は新しいマンションの多い住宅地でもあり、
日々の通勤や通学にこの駅を利用する人も少なくありません。
門司港駅だけでなく、このエリアには明治から大正にかけて作られた建物が今でも残っています。
そんな事から行政や民間が協力して、このあたり一体を「門司港レトロ」地区と名付け、
観光や文化、そして商業的な振興策を進めているのです。
この地区には、ミュージアムや美術館など歴史やアートを感じられる場所も少なくありません。
一方で、門司港を一望できる高さ103mの展望室のあるモダンな高層マンションも建っています。
まさにレトロとモダンが交錯するロマンティックな場所。
ただし、私は仕事(取材)で訪れただけなので、
当然そんなロマンティックな体験などは全くありませんでしたが(笑)。
そんな門司港レトロ地区にある個性的な美術館が、出光美術館(門司)。
外観はまるで倉庫だと思いませんか?
それもそのはず、出光創業の地・門司港に建つこの美術館は、
もともと資材倉庫として使われていた建物をリノベーションしたものなのです。
出光と言えば、東京にも「出光美術館」がありますが、
ここ門司も東京も同じ「出光財団」が運営している美術館。
門司には収蔵庫がないため、基本的にコレクションは共通ですが、
門司では仙厓義梵の書画や有田焼など、九州にゆかりのある収蔵品を展示されることが多いそうです。
非常に偉い禅僧にもかかわらず、辞世の言葉は「死にとうない」だという逸話がある仙厓和尚。
そんなエピソードに負けず劣らず、「指月布袋画賛」などの作品も非常に面白いものです。
さて、門司港でグルメと言えば、「焼きカレー」をはずす訳にはいきません。
焼きカレーとは、ご飯の上にカレールーとチーズ等をのせて、オーブンで焼いたもの。
今はもう残っていませんが、門司港の栄町銀天街にあった喫茶店で昭和30年代に生まれたそうです。
「門司港焼きカレーのおいしさをもっと多くの方々に味わってほしい」。
「めざせ!全国ブランド」という思いを胸に、門司港の焼きカレー提供店が集って、
2007年3月に発足したのが「門司港焼きカレー倶楽部」。
現在24店が加盟しているこの倶楽部のひとつ、「ビアレストラン 門司港地ビール工房」に
評判の焼きカレーを食べに行きました。
同店の公式ホームページから、焼きカレーの説明を引用します。
門司港地ビール工房では「どこよりももっと焼き上げたカレーを!」をモットーに、
「激熱 鉄板焼きカレー」を作り上げました。
鉄板の上でじゅうじゅうと音を立てるルーから立ち上るルーの香り、
トローリ溶けたチーズのまろやかさ、
そしてスプーンを入れると中からは…!?
どうですか?食べたくなってきたでしょう。
カレーはもちろんおいしいのですが、さらにお薦めなのがビール。
関門・北九州地区で唯一の地ビールを造る工房がレストランと同じ建物内にあり、
全国のビール品評会で4度入賞した出来立ての地ビールが味わえます。
もちろん焼きカレーとの相性も抜群ですよ。
お酒があまり呑めない私が言うのですから、間違いありません(笑)。
関門トンネルが開通するまで九州の鉄道の玄関口であり、
対岸の下関駅との間に就航した関門連絡船との連絡中継駅として賑わいました。
国の重要文化財に指定されている駅舎は、1914年(大正3年)1月に建築された木造駅舎。
戦前から使用されている洗面所、手水鉢、上水道など様々な歴史的資産が現存し、
今もここを訪れる旅行客に往時の面影を伝えています。
とは言え、門司港一帯は新しいマンションの多い住宅地でもあり、
日々の通勤や通学にこの駅を利用する人も少なくありません。
門司港駅だけでなく、このエリアには明治から大正にかけて作られた建物が今でも残っています。
そんな事から行政や民間が協力して、このあたり一体を「門司港レトロ」地区と名付け、
観光や文化、そして商業的な振興策を進めているのです。
この地区には、ミュージアムや美術館など歴史やアートを感じられる場所も少なくありません。
一方で、門司港を一望できる高さ103mの展望室のあるモダンな高層マンションも建っています。
まさにレトロとモダンが交錯するロマンティックな場所。
ただし、私は仕事(取材)で訪れただけなので、
当然そんなロマンティックな体験などは全くありませんでしたが(笑)。
そんな門司港レトロ地区にある個性的な美術館が、出光美術館(門司)。
外観はまるで倉庫だと思いませんか?
それもそのはず、出光創業の地・門司港に建つこの美術館は、
もともと資材倉庫として使われていた建物をリノベーションしたものなのです。
出光と言えば、東京にも「出光美術館」がありますが、
ここ門司も東京も同じ「出光財団」が運営している美術館。
門司には収蔵庫がないため、基本的にコレクションは共通ですが、
門司では仙厓義梵の書画や有田焼など、九州にゆかりのある収蔵品を展示されることが多いそうです。
非常に偉い禅僧にもかかわらず、辞世の言葉は「死にとうない」だという逸話がある仙厓和尚。
そんなエピソードに負けず劣らず、「指月布袋画賛」などの作品も非常に面白いものです。
さて、門司港でグルメと言えば、「焼きカレー」をはずす訳にはいきません。
焼きカレーとは、ご飯の上にカレールーとチーズ等をのせて、オーブンで焼いたもの。
今はもう残っていませんが、門司港の栄町銀天街にあった喫茶店で昭和30年代に生まれたそうです。
「門司港焼きカレーのおいしさをもっと多くの方々に味わってほしい」。
「めざせ!全国ブランド」という思いを胸に、門司港の焼きカレー提供店が集って、
2007年3月に発足したのが「門司港焼きカレー倶楽部」。
現在24店が加盟しているこの倶楽部のひとつ、「ビアレストラン 門司港地ビール工房」に
評判の焼きカレーを食べに行きました。
同店の公式ホームページから、焼きカレーの説明を引用します。
門司港地ビール工房では「どこよりももっと焼き上げたカレーを!」をモットーに、
「激熱 鉄板焼きカレー」を作り上げました。
鉄板の上でじゅうじゅうと音を立てるルーから立ち上るルーの香り、
トローリ溶けたチーズのまろやかさ、
そしてスプーンを入れると中からは…!?
どうですか?食べたくなってきたでしょう。
カレーはもちろんおいしいのですが、さらにお薦めなのがビール。
関門・北九州地区で唯一の地ビールを造る工房がレストランと同じ建物内にあり、
全国のビール品評会で4度入賞した出来立ての地ビールが味わえます。
もちろん焼きカレーとの相性も抜群ですよ。
お酒があまり呑めない私が言うのですから、間違いありません(笑)。