しばらく

東京から去ると

お客さんに説明してる

 

お客さんとは

現場で

苦楽を共にした仲間でもある

 

東京とはいえ

近所に住んでるわけではないし

リモート仕事になってからは

リアルに会う機会も

ほとんど無くなった

 

それでも

メールの末尾に

どちらかが

今度飲みに行きましょうと書けば

そうですねと返事が出来た

 

これからは

そうではなくなる

 

いつか

みんなが

この業界を引退する時が来たら

仕事から解放され


仕事仲間から

仕事が取れて


呑気な仲間として

暇さえあれば

遊べる日が来ると思っていた

 

みんなで

採算度外視で

事業を起こしても良かった

 

そう思うと

寂しくなる


だから

東京に帰って来ることも

想定にいれておくか


事業の状況次第で

事務所を借りることも考えよう


都内の親戚に

空き家があるから

借りることも考えよう


これから始まる

地方の生活とはどんなものか


一体

どんな時間軸で回るのか

どんなリズムで仕事すれば良いのか


地方で暮らす時は

仕事引退と考えていただけに

まだ、想像が出来ない


仕事したくないから

必要な資産が出来るまで

我慢して働き


引退して

東京から逃げたかった


突然の

働きながらの地方暮らし


どうしたら良いかと

立ち尽くす