ようやく寒い季節になって来ました。好きではないけど夏よりだいぶマシです。
さて、バイクといえば風をモロに受ける末端や先端、つまりハンドルを握る手首から先や曲げた膝、つま先などが体感的にも精神的にも冷える箇所です。
もちろん面積としては胴体が一番風を受けることに間違はないけれど、胴体についての防寒っていくらでもどーにでもなるものです。何せ着れば解決(笑)。
普通の中綿ジャケットのようですがシェルはそのへんのカッパにも負けない防水性の高い生地なんだそう。
その恩恵か防風性もかなり高く、こと袖に関しては今までのどのジャケットより優れてます。10℃前後なら中一枚でもなんとかなるほど。
しかし胴体はそこまでではなく、特に全面ベルクロでファスナーからの侵入を防ぐはずのフロントがちょっと期待はずれ。
ワークマンのジャケットに採用されるファスナーは結構他所のより小さめのものが多い気がしますがそのせい❓もっともそのおかげでコストダウンには成功していてこれだけのスペックでも5000円しないんだから十分以上ってものです。
それに、カラダが冷えるのなら暖めればいいんですよ。
ポケットあたりに置いてあるのはポータブルバッテリー、これを内ポケットのケーブルに繋げると胸2箇所背中1箇所のヒーターが加熱する仕組みです。
去年くらいから普及し始めた電熱ウェアですがネット通販だけでなくビバホームみたいな量販店でも安く取り扱うようになってより身近になりました。
こういうトコなら加熱し過ぎて発火🔥とかのリスクも低くできそうだしサクラではない情報も発信されるだろうし。
ということで試してみましたがポータブル電源ということとヒーター数の少なさで「さながらコタツのよう‼️」とまではいかないけど寒いとは感じませんでした。車体のバッテリーから繋ぐタイプだとたぶん話は変わってくると思います。
そして一つ確実に言えるのは、インナー単体としてもまあ優秀だしポケットが計5箇所あるからそこに爆熱系のカイロ入れたほうがあったかいということ(笑)。
…で末端です。
膝はパッドだったりで保護すればある程度は守れますが問題は手です。
防寒グローブ、ナックルガードなど色々試してきました。グリップヒーターは加工が面倒なのとなんか信用ならんので試してません。
しかし前のバイクからハンドルカバーという禁断のアイテム(ダサい)に手を染め、いや手を入れてからというものすっかり抜け出せなくなりました。
「手が寒いなら覆ってしまえばいいのよ/マリーアントワネット」
そんな格言はないけど古来から配達系の原付が使っていたのにはちゃんと理由があったわけです。そもそも風自体が当たらないというコペルニクス的転換。
やっぱりウインカーは操作しづらいんですよね…右左折の多い街中では慣れるまでゆとりの運転を要求されます、ていうか普段からそうしろ(笑)。
あとコンパクトゆえに他の全面カバー型よりは冷えます、防寒性はまあなんとかなるのでと薄めのネオプレーン系のグローブ(1000円)にしたところ
それでも小まめに手を出し入れしやすいから去年のコミネのよりははるかに快適です。
剛性感と広い間口、だいじ。