さて、クルマは中山道を外れて山道へと入ります。このまま国道361号でもいいのだけどあえてあの野麦峠を目指します。
やっぱり山深いほうが紅葉キレイだし思わぬ出来事もありそう…って
こんな事もあろうかとカメラにはタムロンの70-200を付けておいたのだ(うそ、たまたま)。
これ大分トリミングしてるけどレンズが優秀だからそれなりに見られる解像度ですね、全然顔撮れなかったけど。
26号から39号へ入るといよいよ野麦峠本番、最初は道志くらいの走りやすさがいつの間にかヤビツ(宮ヶ瀬側)くらいの狭さに。
けれど紅葉は実に見事。赤よりは黄色多めで晴天に映えます。がやっぱり道は狭い、バイクならどうだろうと下見も兼ねてましたが、見通しの悪い細かいカーブの連続は楽しさより疲労が先に来そうですねこりゃ。
そこから少し進むと廃校になった学舎があって
そのまま放置されているらしいですが文化財指定するかなんかの撮影に使うかすべき。
さすがにここまで来て悪さするヤツは少ないだろうけど、無防備に鍵のかかってない校舎には誰かが黒板に落書きしていった形跡が残されていました。
それにしても当時舗装もされてない、雪も積もってるこの道のりを妹背負って越えたあの物語の兄は炭治郎も驚愕のとんでもないフィジカルモンスターだったのかもしれません。
そんな事を思いつつ361号に合流。
しかも結構な集団。キィキィ言いながら登って逃げて行きました。
二度遭遇したけどどっちも人馴れしてないちゃんとした野生のサルでした。乗鞍の登山口あたりのは太々しさすら感じたもんです(笑)。
〜続く〜