買い替えました。
左から右に変わりました。

よく走り、居住性も十分で維持費も安く、見た目は良くもないが悪くもない、文字通りなんの不満もない日産ティーダ、さすがに5年も乗ると飽きもきます。

買い替えにあたっては、もともとは高齢の親族をたまに乗せることがあるのでミニバンタイプのものを考えてたのだけど、年に数回のためになんの面白みもないどころか維持費もマシマシのミニバンを所有するのがアホらしくもあり、じゃあそこそこの実用性と趣味性のあるものをという方向性で見繕ってあちこち回ってみたのだけど…。

最終的にやっぱ日産でいいかとなり、ティーダを買ったディーラーさんになんか見つけたら連絡してねと軽い気持ちで頼んだら見つけてきました。

ディーラーじゃなければ手を出さない10年落ちという年式、その割には5万キロというほどほど使った形跡、ワンオーナー車、それにティーダもそうだったんですが軽い修復歴!

リヤのパネルとバンパーの交換とそれにフレーム一部の軽い修正、交換ではなく修正で済んでるあたりが深刻なダメージではないということらしい。実際にティーダの場合はもうちょっと酷かったらしいけど実用になんの不具合もなかったのでこちらも問題ないと判断。

ちなみに元のオーナーをプロファイルめいたことをしてみると、性別は不明だけど2〜30代の会社勤め、初めての新車、ライダーというグレードにこだわって購入するもそれほど車には詳しくないようで「そこまで換えなくていいのでは?」ってとこまで交換しているのが点検簿に記載されてて、更に内装までは気が回らなかったのかフルエアロな外観とは裏腹のスタンダードなインテリアとナビ。

ワンオーナーで10年目、ぶつけられるまではまだ乗る気だったみたいで昨年7月の車検時にタイヤもディーラーでミシュランに交換済み(幾らしたのやら)。年間平均走行が5000キロ前後だからおそらく真面目なサンデードライバー。

そういう要素もちょっとだけ考慮に入れ、当たりと見込んで購入。納車にあたっては奥さんが散々無茶振りしてETCを2.0に変更させたり値引きさせたりで更に凄いことになってました。

ということで初ドライブは越ヶ谷のレイクタウンへ。
首都高を走って思ったのは、ティーダと同じエンジン同じシャーシだけどこっちのが鈍重。ボディが車高の分だけ重いというのもあるけど前オーナーの運転が大人しかったのか程よい速度域がティーダより低め。

何よりフロントウインドウが起きているので高速では抵抗が増す分しんどい。ホントにティーダって出来が良いクルマだったのだなと実感。横風も影響受けやすいし。

直前まで乗ってたクルマとの違いはさすがに分かりやすいもので、走行性能もそうだけど内装の質感がまったく違う。キューブのプラスチック感がティーダにはなくて同じプラスチックでも色や質感を工夫して上質さを出している印象。差し色程度に黒が入ってるキューブのグレー内装とは違います。

と、納車直後のクルマを貶しても仕方ないし欠点はあれどもそれ以上に魅力的なのがキューブのスタイリングでありパッケージングだったりします。短い車体に高いアイポジション、ホールド性がイマイチでも自由度の高いシート、見切りのいいボディデザイン。なんというか見晴らしがいい。それだけでもこのクルマを選ぶ価値はあります。

ついでにライダーなのでカッコ可愛い。HID標準装備に加えて当時はまだ珍しかったプッシュスタートまで付いてるので古さがない。


ついでにこんなドラレコも付けたのでやたらハイテク感高い、バックカメラはまだつけてないけど。

タイヤが16インチだから交換時の負担が跳ね上がるのが不安ではあるけど思わぬ形でやってきた念願のキューブなので大事にしていこうと思います。

乏しい収納は解決したので唯一の不満は色々不便なナビくらい。調べたらクラリオンって売却されて消滅しそうなのなー。