ウィーンで聴いたコンサートです。
実はこのコンサート、チケットを申し込んだ時点では、指揮者がズービン・メータの予定だったのですが、体調不良とのことでエストラーダが代役を務めることになりました。 それに伴って、曲目も一部変更(シェーンベルク:5つの管弦楽曲→ブラームス:ハイドンの主題による変奏曲)されました。
まあ、知名度からいけば圧倒的にメータのほうが上ですが、私的にはメータ指揮のブラ1というのがちょっとピンとこなかったので、若手売出し中のエストラーダへの変更は歓迎でした。 曲目も、分けのわからん(笑)シェーンベルクよりも、聴きなれたブラームスのほうがよかったかな。
日時: 2018年4月21日(土)15:30開演
曲目: バーンスタイン/「キャンディード」序曲
ブラームス/ハイドンの主題による変奏曲
ブラームス/交響曲第1番
演奏: アンドレス・オロスコ=エストラーダ指揮/ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
ホール: 楽友協会大ホール
プラハのスメタナホールは、優美で流麗なデザインだったのですが、こちらの楽友協会ホールは、まさに絢爛豪華。 側面の柱が金色の女性の彫刻になっているのにもビックリしました。
今回は時差ぼけも取れ、曲目もお馴染みの曲ばかり。 最初から演奏に集中できました。
まずは、バーンスタインの序曲「キャンディード」。 今年はバーンスタインの生誕100周年なので、よく取り上げられます。
沸き立つような躍動感のある曲ですが、さすがウィーンフィルのアンサンブルは安定しています。 指揮者のエストラーダもリズム感がいいですね。
2曲目はブラームスの”ハイドンの主題による変奏曲”。 キャンディードは打って変わって、ブラームス的な構築感のある楽曲ですが、エストラーダは歯切れ良さを保ちつつ、古典的な形式美もしっかりと表現していました、
そして、メインはブラームス交響曲第1番です。 冒頭から重厚なティンパニの響き。 そして、生き生きとした主題の歌わせ方。 さらにはホールの豊かな残響も加わって、ウィーンのブラ1を堪能しました。
私には素晴らしい演奏だと感じたのですが、観客はブラ1の演奏が終了するとさっさと帰って行きます。 アンコール曲もなし。 プラハでのスタンディングオベーションとはえらい違いです。
しかし、とにかく、憧れの楽友協会大ホールで素晴らしいブラ1を聴くことが出来ました。 エストラーダという指揮者はこれからも注目していきたいと思います。
