この日はまず、ウィーンを代表する世界遺産であるシェーンブルン宮殿を訪れました。
フランス・ブルボン家のヴェルサイユ宮殿に対抗して、1749年にオーストリア・ハプスブルク家が総力を上げて完成させたシェーンブルン宮殿。 夏の間の別荘として使われていました。
↑建物の正面入り口。 朝一なのでまだ人が少ないです。
↑建物側から門の方を見ると続々と観光客が。 チケット売り場(左の黄色い建物)までもが立派な佇まいです。
残念ながら、宮殿の中は撮影禁止だったので写真は載せられませんが、女帝マリア・テレジアや悲劇の王妃マリー・アントワネットなどの絢爛豪華な部屋を見ることができました。
↑宮殿の裏側には広大な庭園が広がっていました。 遥か彼方にグロリエッテと呼ばれる記念碑が見えています。
↑グロリエッテに少し近づいてみるとこんな感じ。 手前はギリシャ神話をモチーフにして建造されたネプチューンの噴水です。
郊外からウィーン中心部に戻り、旧市街のど真ん中にあるシュテファン寺院を訪れました。
↑圧倒的な存在感です。 プラハの聖ヴィート大聖堂も巨大でしたが、それを上回ります。
↑正面から撮った写真。 この角度からは奥にある南北の高い塔は見えません。
↑背後から撮った写真。 右側の塔が鐘のある高さ68mの北塔、屋根から突き出して見えるのが高さ137mの南塔です。
↑寺院の中も壮大かつ荘厳 ↑中心エリアは有料ですが、それ以外は無料
シュテファン寺院の付近は歴史的建造物だらけで、全部回るのには1日あっても足りないくらい。 しかし、この日は3時半からウィーンフィルのコンサートが控えていて、駆け足で回りました。
↑ウィーンで2番目に古いというペーター教会。 イタリアのサン・ピエトロ寺院をモデルにしたということで、なんとなくローマ風の外観です。
↑ペーター教会の内部は素晴らしく絢爛豪華で思わず見入ってしまいました。
↑こちらはショッテン教会。 ショッテンとはスコットランドの意味です。
↑ショッテン教会の内部。 こちらのほうが上品な美しさがあって好きですね。
↑ウィーンで1679年にペストが大流行し、10万人以上の人々が亡くなりました。 この流行の終息を記念して建てられたのが上のペスト記念柱です。
↑1846年に建造されたオーストリアの泉といわれる彫像。 上部の女神がオーストリアを、それを支える4人の女性が土地を流れる4つの川(ウィーン、エルベ、ヴィスワ、ポー)を象徴しています。
↑1860年建築のフェステル宮。 現在はアーケード街になっています。
↑フェステル宮の中にあるドナウ・マーメイド噴水。
ウィーンには噴水型の彫像が沢山あって、ドンナーの泉やヨーゼフの泉などはもっと有名ですが、時間がなくて捜索できませんでした。
↑アム・ホーフ教会 ↑ミヒャエラー教会
↑王宮のミヒャエル門
シュテファン寺院から駆け足で回っていくうち、王宮のミヒャエル門まで来てしまいました。
王宮はハプスブルク家の歴代皇帝が住んでいた宮殿で、シェーンブルン宮殿と並ぶ観光名所なのですが、今回は残念ながらパスしました。 次回に続きます。




















