今の世の中、伊吹のような人間は、極々普通にいるのだろう。
どこにでもいる人材だからこそ、どこの企業も採用を渋るのかもしれない。
「ちなみになんで今川亭でバイトしてるんですか?」
「学生時代にバイトの募集を見かけてさ。内容的にも、地理的にも良い場所だったからね」
「内容的にもってどういうことですか?」
「調理師の専門学校に通ってたからさ。こう見えても調理師免許持ってるんだよ」
「えぇ、せっかく免許持ってるなら、こんな所でバイトしている意味がわかりませんよ」
真紀の発言に、伊吹は苦笑いで答える。
「探してる職場って、やっぱり調理関係なんですか?」
「いや、業種にはこだわってないよ。とりあえず正社員として働けたらどこでもいいだけどね」
「何言ってるんですか。せっかくの資格を無駄にしちゃダメですよ」
「それを言えば、真紀君だって似たような立場にいるんじゃないの?」
「あぁ、俺の場合は好きでフリーターやってるんで問題ないんですよ」
「さすが店長の弟さんだけあるね。一筋縄じゃ行かない感じがするよ。というわけで、まだしばらくフリーターの日々は続きそうだよ」
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