僕のState of Legal ResidenceがTexasに戻りました。テキサスは州所得税が無いので明らかに節税目当て テキサスには妻の母方の家族が住んでおり、僕も10代、20代の大部分を過ごしたので第二の故郷です。僕自身テキサスに行くと「帰って来たな」と思うし、僕の友人たちも皆「おかえり, Welcome Home」と言ってくれます。
元々2004から2020年までずっと僕のState of Legal Residenceはテキサスだったのですが、カリフォルニアに住んでいた2020 - 2023年の間はカリフォルニアになっていました。もちろん軍人は引っ越すたびにいちいちこのLegal Residence変更する必要はありません。しかし僕には少し理由があります。
実はLAにいた頃、短期間の副業＋大都市という条件を利用してgig workで小遣い稼ぎみたいなことをやっていました。と言うわけで新しいW4を提出→カリフォルニア州が僕の収入から税金を徴収→State of Legal Residenceがカリフォルニアに変更、という感じです。
それからもう一つ。実は2021年に中東に遠征に行く際に少し面倒なこと（一度軍を辞めてまた入り直すみたいなこと）をやったので、記録上は「カリフォルニアで入隊・従軍した軍人」ということになっていました。
通常は従軍・入隊した州がHome of RecordかつState of Legal Residenceになります。このLegal Residenceを変更するのは結構面倒で、申し込めばすぐOKというわけには行きません。テキサス、フロリダ、テネシーなど州所得税が無い州もあればカリフォルニアやニューヨークのように高額な所得税を課す州もあります。節税（脱税？）目的でState of Legal Residenceを変更することは禁止されているので人事部や経理部など様々な部署で色々審査されます。
僕はカリフォルニアから引っ越した翌月(昨年10月)にこのLegal Residenceの変更希望を提出し、先日やっと経理部の方で認められ変更が適用されました。前述したとおり節税目的での変更は禁止されているので、僕が主張したのは以下の4点です
1. テキサスに家族がいる=住所がある
2: テキサスで有権者登録をしている
3: テキサスの運転免許を持っている
4: そもそも2020年までのLegal Residenceがテキサスだった（Home of Recordはテキサスのまま）
なにはともあれ、これでカリフォルニアから所得税を徴収されなくなり、毎月$400~500ほど収入が増えました。