これは子供の頃、＃親父や兄から聞いた話だが、第二次世界大戦の間中、国民は＃不自由な生活を強いられた、とのことだ。その話の極く一部は幼少ながら当時の経験として頭に残っている…それは 「①空襲警報が鳴るたびに防空壕に逃げ込んだこと、②村外れにある兵舎で生活する兵士（戦争には参加せず国内に居残った兵士）の一隊が、家の前の、村では一番メインの道路の両側に座り込んで、各家から出される釜の飯を頬張っていたこと」…である。
勝とうが負けようが､勝勢であろうが無かろうが、戦争が行われている間中、国民はどん底の生活を強いられる。食う事をはじめとして娯楽・勉学・労働など＃日常生活の全てが犠牲に晒される。これを強いていた諸悪の根源（元凶）は東条という悪鬼である。
戦争の間中、東条を首領とする一握りの取巻きだけは快楽を味わったのだ。それは子供の遊び「戦争ゲーム」の楽しさの比ではない。何せ､紙や木製のゲームではなく、生身の人間を手に取って指先で操るのだから、奴らにとってはこれほど気持の張り詰めた面白いゲームは他になかっただろう。これに依って何十万人もの若い男子（兵隊）が殺され、「銃後を守れ」と叱咤された一億総国民が苦のどん底に突き落とされたのである。
日本が＃アメリカに降伏した時、ほぼ全ての日本人は「これで戦争は終わった」と歓喜した。国民は平穏な生活を取り戻すことが出来た（経済面の立ち直りには時間を要したが…）
もし日本がもっと強く米英と拮抗する程の戦力を持っていたとしたら戦争は終わらなかった。強い米英のお陰で悪鬼東条が率いる日本が負けて…要するに「戦争が終わって」全ての日本人は希望を持って大地の上に立つことが出来たのである。
しかし地球上で戦争が絶えたことは殆んど無い。今も中東や北欧で戦争が続いている。１つの国に国民を牛耳ることのできる鬼畜のような人間が１人居るだけで戦争は絶えない。現在のプーチンがそうだ。こ奴は当時の日本の東条と同じだ。こ奴が居なければ（表舞台から姿を消しさえすれば）一瞬にして世界平和が訪れる。…待てよ、もう一匹 習という鬼が居た。プーチンと習という２匹の鬼が居なければ即、＃世界平和だ。そして以後しばらくはこ奴らを真似するボケナスは出てこないだろう。
俺が幼少の頃に始まって終った日米戦争以来、日本は戦争をしていない。俺は戦争の無い＃平和日本で殆どの人生を送ることが出来た。お陰で楽しい事を一杯することが出来たし今後も出来るだろう。