趣味㉕「クラシック音楽」(2) | 獏井獏山のブログ

獏井獏山のブログ

ブログの説明を入力します。

「モーツァルト」

・クラシックと云えば何といってもモーツァルトが第1位だ。

 モーツァルトの作品は何枚ものレコードを買って聴いたが、確か平成18年に、テレビの生誕250周年記念特別放映で200曲以上を視聴しつつDVDに収録した。その中で長時間の作品では、1作品で2時間半前後も掛る「7大オペラ」から、短いのではディベルティメント第17番第3楽章「ロビニヒ」がある。その間には41の交響曲のほか、ピアノ協奏曲、バイオリン協奏曲、ピアノソナタ、バイオリンソナタ、吹奏楽器による協奏曲やソナタなど、数え切れないほど多くの名曲がある。1日に1~2曲放映されるこれらを逃すことなく毎日々々聴いた。何日続いたのか分からないが途中で止めようという気が起こらなかったのが今でも不思議に思う。

・そんな中で私が最も好きな曲は「ピアノ協奏曲第27番」である。これを聴いていると聴覚が覚めているのに眠っているような気分になって、見える物やあらゆる外音は意識の外に排除される。そのうち自然と目を瞑るが眠っている訳ではない。大よそ30分位の演奏を聴き終えると目はシャンと開けているが眠ろうと思えば眠ることが容易くなる。そんな風に心を落ち着かせてくれる作品である。

・次に上げたいのは「ディベルティメント第17番 第3楽章 ロビニヒ」だ。これも喜遊曲で心浮き浮きさせて呉れると同時に、気持ちを落ち着かせてくれる。5分間ぐらいと短く、就寝前に聴く一曲として貴重な作品である。

・次は「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」である。好みのランクとしては後述の作品群に一歩譲るが、軽やかで平易な旋律で余りにも有名な曲であり、多くの人が鼻歌交じりに口遊んでいることだろう。私も終章まで口笛が吹ける数少ない曲の1つである。 

・この辺りで矢張り3大交響曲「第39番」「第40番」「第41番・ジュピター」を取り上げねばなるまい。39番は雄大、40番はしっとり、41番は最後の交響曲らしく荘厳、華麗の中に繊細な技巧が折り込まれた将に大作曲家の完成品と云える。とはいっても、これが作曲されたのは32歳、35歳でこの世を去る3年前である。その意味では、将にこれからと期待される最中での大作である。これらに次ぐ秀作として上げれば「第35番・ハフナー」があり、「第25番」は今時、テレビドラマのテーマ曲、テレビコマーシャルソング、などとして一部切り抜いて流れるのを聴いたような気がする。

・モーツァルトは何度聞いても飽きない作品が無数にあり、一々取り上げていると枚挙にいとまがない。そこで、これまでに特に好んで何度も繰り返し聴いている作品を列挙する。(上記の作品は勿論これに入る)

「歌劇・フィガロの結婚・序曲」「歌劇・魔笛・序曲」「ピアノ協奏曲第26番・戴冠式」「ピアノソナタ第11番第3楽章・トルコ行進曲」「歌曲アレルヤ」「フルート協奏曲第1番」

・なお、7大歌劇「フィガロの結婚」「魔笛」「ドンジョバンニ」「コシファントゥッテ」「後宮からの誘拐」「クレタの王イドメネオ」「皇帝ティートの慈悲」も是非聴き直したいが長いので全巻通して聴く時間が中々確保できない状況である。この他、ここには記載しないが数十曲の作品は就寝前に時を見て順次聴き直している。モーツァルトの作品は総じて明るさと温かみが籠っているので睡眠効果があるのだ。

・…まだまだ書きたい事が山ほどあるが…う~む、書き切れない!