時事⑮「新潟県知事選挙」 | 獏井獏山のブログ

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・平成28年10月16日に行われた新潟県知事選挙で原発再稼働反対の候補者が再稼働推進候補者を破って当選した。争点が明確な選挙だった事、投票率もまあまあ良かった事から見て、この結果は将に民意の反映である。

・原発事故を未然に防ぐ「再稼働や新設の阻止」の方法には集会やデモ参加者によるシュプレヒコールなど様々な手段はあるが、横向いて嘯く政権や電力会社には毛ほどの痛みも与えられない。選挙こそ最有力の手段だ。

・原発なんかなくても住民生活の灯は十分賄える。

 事故発生の可能性も顧みず原発稼働を推進するのは、何よりも企業のためであり、其処から献金を受ける政治団体のためであり、プルトューム保存体制を堅持するためだ。延いては国民の多くが杞憂する外交関係の危っかしさにも繋がる一大要素でもある。(H27.7.14「危険な5本柱」以下、参照)

 民意を汲み取ってくれる(耳を傾ける)人を1人でも多く国政・都道府県政に送ることこそが主権者が真の主権を示す最大の手段だ。

・今回の新潟県知事において投票率が高まった事の意義は大きい。立候補者の声を有権者がよく聞いた結果が反映されたのだろう。その意味において考えられるのは、集会やデモによる訴えが眠っていた主権者(有権者)を目覚めさせる契機にもなっているのだろう、ということである。

・兎に角、今後そう遠くない時期に大きな選挙が控えている。主権者(国民)一人一人が、保身を第一に考える施政者でなく、真に主権者(国民)の平和と安全安心安定を実現させてくれる施政者を選ばなければならない重要な選挙であることを自覚して「唯の1票」されど「大きな意義ある1票」を投じるために投票所に足を運ぶことが重要である。

 1票でも投票が多いほど、投票率が高ければ高いほど、民意はより正確に反映されるからだ。