「世の中すべて冗談だ!」
引き続きジュゼッペ・ヴェルディの言葉より。
オペラ「ファルスタッフ」での名台詞です。
下らないこと、どうだっていい事で、
ウジウジ悩んでませんか?
この言葉は「ファルスタッフ」の主人公 が
劇中の最後に自分だけが間抜け野郎ではなく、
世の中自分みたいな人間ばっかりだと気付いた時に
叫ぶセリフです。
挫折した時、失敗した時、
誰かにバカにされた時、失恋した時…
何だかこの世の悲しみや不条理を
自分だけが背負っているような気になる事、
あると思います。
でもね、誰でもそんなつらい思いするもんです。
もっと過酷な経験してる人、たくさんいます。
平和ボケしている日本に生まれて生活しているだけでも
ラッキーじゃないですか。
生まれ落ちた日からすぐに生死を彷徨う運命になる、
厳しい環境の国、いくらだってあります。
内戦とか、テロとか、食糧難とか、
外部環境により、死にそうになった事、ありますか?
ないでしょ。
そう考えると平和な日本で
ウジウジ悩んでいる事、グジグジして引きこもっている事、
冗談みたいな事と思いませんか?
少なくとも内戦や飢餓で苦しんでいる人たちから見れば、
冗談でしかないでしょう。
「この世の中、すべて冗談」なんです。
何起きても笑い飛ばして生きましょう。
