昨日は午前に第83回健康教育スキルアップ研究会を開催。

テーマは「私の健康教育実践報告~禁煙支援の取り組み」

 

 

弊社で学んだ保健師である株式会社島津製作所の長谷川博美さん

関西電力株式会社の小野島尚子さんから実践報告をいただきました。

私は彼女達の禁煙支援の健康教育プログラムのコンサルをさせていただきましたが、健康支援の中でも最も難しいのが禁煙支援だと思います。

ですが、吸っている人を責めることなく、また社内全体として喫煙対策を吸う人も吸わない人も考えていくことが大切だと考えています。

 

そんなことを大切に長年取り組んでこられたお二人の取り組みは会社、健保、労働組合など多くの方と連携しながら全社的に取り組んできた素晴らしい活動でした。その結果、喫煙率も大きく下がり変化し続けています。

 

禁煙した人が体験談を語り、教材として快く許可いただくなど、そこには長年信頼関係を積み重ねてきたからこそのことだと感じました。保健師達がいろいろな人を巻き込んで、そして感謝しながら実践していることにも感動しました。

 

「従業員への愛だけでなく、何より会社への愛があるから活動の原動力になる」

ということを語ってくれました。

 

私がいつも受講生の皆さんにお伝えしている

「誰のために、何ができるのか」という視点で、自分の仕事を問てみる。

 

その活動は、データの改善だけでなく、その先にある人々の健康で幸せな人生に繋がっているということを忘れずに、また歩みを続けていってほしいと願います。

 

そして私も愛ある健康支援をしていただけるように、この学びの場を継続していきたいと強く思ってます。

ご発表下さったお二人に、そして一緒に研究会の企画運営をして下さる研究生の皆さん、受講生の皆さんに感謝です!

 

次回は私が登壇します。「勇気づけ保健指導®」をテーマに行います。

是非またご参加ください。

 

 

 

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