今日は長文です。
最近、とても残念に思ったことがありました。
誰かが投げかけた質問に対して
親切心で提供した情報
それは許可なくスクショしたスライド
「内緒で」「ここだけに」
提供された側も感謝している
弊社で学んだ受講生たちが
自分たちでも繋がり、勉強会をするなど
大変熱心で向上心溢れ、誰かのために貢献したい
という意欲が高い方々が多いと感じています。
そんな受講生の中からも
「先生、実は先日こんなことが…」と
聞こえてくるのが、このような
「ここだけの話で」というご自身が受講された
研修の資料や動画のスクショスライドが
LINEで流れているという事実。
実は以前から私自身の資料に関しても
そのようなことがあることも知り
先日の研究会で再び「著作権」についてを
学んでいただいた次第です。
その直後に冒頭のようなことが、学んでいても
起きるのはなぜだろうと。
学んだこと、良いことは、みんなのために
お伝えすることが貢献すること
という想いもあると思います。
「こんな情報ないですか?」と困っている人を
助けたい想いもきっとあるでしょう。
それが、その人自身の意見や考えだったり
ご自身がまとめた資料であれば
本当に素晴らしいことだと思います。
私が問題だと思うのは
オンラインでのスライドをスクショすることや
無断で転送することが、いけないことだとわかっているのに
それを行い、「悪いことだ」と自覚があるにもかかわらず
それを提供し、提供された側も感謝して受け取っていることです。
その行為は、その意識は、
プロフェッショナルの在り方としてどうなのでしょうか。
著作権侵害に当たることを、まったく学んでいなくて
知らない方がしている場合は、知らなかったのですから
仕方ないかもしれません。
でも学んで知っている方が、それをしてしまうことも
喜んで受け取ることも、あってはならないことだと思っています。
「とらないでね」というものを、
こっそりとって
誰かにもわけている
という表現もできると思うのですよね。
個人情報を扱う保健師・看護師などの専門職は
本当に基本的なルールを守れなければ
人から信頼されるはずもありません。
そのような提供をされた方が
「その行為は、著作権としてマズいのではない?」
とその人へ言うこともないのも残念です。
皆さん「ありがとう!」と著作権侵害の行為を
受け取っていることになってしまうのです。
でも中には、同じ学ぶ仲間としてその人の行為が
ご本人への注意をせず、だまっていたとしても
「この人は、こういうことをされる方なんだ」と
その人への信頼を失うことになっていくかもしれません。
これはあらゆることに、言えることだと思いました。
「ちょっとぐらい、いいじゃない」
「誰も見てないし」
「みんなやってるから」
「本当はよくないけど、ま、いいか」
そういうことが積み重なっていく先に
どんな未来があるでしょうか。
人の幸せな人生を応援していくプロフェッショナルな
皆さんには、資格を持っているだけでなく
本来のプロフェッショナルとしての在り方を
大事してほしいと思います。
そして私自身も今回のことで自分の在り方を
深く見つめています。
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