まだ20代だった頃、友人の結婚披露宴での仲人さんの挨拶で
ずっと残っている言葉があります。
それはどんな時に幸せを感じるかという話で
「カレーの香りで幸せを感じることもあるかもしれないし…」
というこのフレーズ。
これだけをずっと覚えているのです。
当時の私には意味がさっぱり分からなかった。
「カレーの香りで幸せ?」と。
当時、成果や結果にすべての価値を置くような働き方、生き方
をしていた若い私には何を言ってるかわからない感覚。
先日、我が家の夕飯はリクエストに応えてカレーでした。
それも「辛いカレー」が食べたいと。
辛いカレーを作ったつもりでしたが、「なんか辛くないなぁ。何いれた?」と。
すると高校生の次男が
「ちょっと愛情多く、入れすぎちまったな、さおりィ~」と(笑)
そんな次男の発言に爆笑していたら、長男が帰宅し玄関入るなり
「あ!カレーだー!やったー!」と。
帰宅して、普段はただいまも言わず、メシもいらん、
とかいう長男が無邪気な声で「やったー!」だなんて。
25年以上前に聞いた友人の結婚式での仲人さんのあの話が
分かった瞬間でした。
何でもないような日常こそ、有難く幸せなんだと、
しみじみ感じてます。
日常をもっと感謝して喜んで過ごしていこう、
そう思ってます。
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