今日は江の島での「愛して、学んで、仕事をする女性塾®」のプレミアムコース5回目。

朝の雨から一変、本当にキレイな青空になりました。


海を見ながら、あの日のことを想い出しました。


3月11日。


私は、茨城の母の病院に行った後、父が駅まで送ってくれて、

電車の中で被災しました。

 

帰宅することはできず、電話し当時小6だった長男に次男をお願いし、

夫と近所のママに保育園だった三男のお迎えをお願いしました。

夕方公衆電話から実家に電話すると、父が

「電車が動いても絶対に動くな。必ず迎えに行く。」と。

佐貫駅のロータリーでずっと待ち、父が到着したのは夜中の0時半。

停電で大渋滞、大混乱の中8時間かけて父は迎えに来てくれました。

 

帰りは30分で実家に到着したのですが、あの時父と一緒に実家で津波の映像を

いろんな想いで見ていたことを、江の島の海を見ながら思い出していました。

あの日父が迎えに来てくれて実家で過ごせて、本当に心強かった…


父が私を守ってくれたこと、翌日母の病院で余震がある中家族で過ごしたこと、

そして3日後、父が「今電車が動いたから帰れ。また動かなくなったら大変だ」

とすぐにまた駅に送ってくれ、自宅に帰ることができたこと…また思い出して涙です。


家族が一緒に過ごせること、何でもないような日々がどれだけ尊い奇跡のような日々なのか

を感じています。

亡くなった多くの方々のご冥福を祈ると共に、今もまだ困難と向き合う人達に少しでも

お役に立てる自分でいたいとも思います。

 

忘れてしまいがちな本当に大切にしたいことをしっかり胸に刻んでおきたいと思っています。