仕事と家事・育児をどう両立するかは女性だけでなく、
男性にとっても大切なテーマです。
「イクメン」という言葉がありますが、仕事も家庭も大切にしたい男性が、
ハッピーパパであるためにどうしたらいいかも考えていきたいものです。
最近はワーキングマザーだけの研修ではなく
子育て社員を対象とした「ワーキングペアレンツ研修」を担当させて
いただいてますが、私が出逢うパパたちは、本当に仕事が大変だけど
育児や家事をしている、またしたいと思っている方々ばかりです。
たぶん、これから大きく時代は変わっていくのではないかと思っています。
以前、ワーキングペアレンツ研修で出逢った男性が、ご相談にこられ
「僕としては、休暇を取ったり、家事も育児もできる限りやってるつもり
なんですが、いつも妻は不機嫌で、すべてのことを自分で抱えてやろうとして
疲弊している気がする…僕はこれ以上どうしたらいいでしょうか…」
ということを言われました。
ハッピーパパであるためには、職場での理解、働き方ももちろん重要でありますが、
なんといっても家庭の中で、夫婦の関係が一番重要になってくると思います。
ママも一人で抱えずに、パパに遠慮なく伝えていくこと。
自分の想いや要望も、感謝やねぎらいの想いともに伝えていきませんか?
「いつもありがとうね。実は今、私こんなことで困っているの。パパにやってもらえるかなぁ」…
感謝や労い+Iメッセージそして依頼形で伝えること。
感情的に伝えることは簡単ですが、マイナスな感情を生みやすくなります。
「言わなくてもわかるだろう」ではなく伝えてなくては分からないことは多いもの。
男性は察することが苦手な生き物。
男性と女性の脳の違いが最近の研究からも、そのことは分かっています。
共感力・コミュニケーション力・記憶力といった夫婦関係を左右する能力について
脳科学の観点から男女の違いが明らかになっています。
「夫にイライラするんです」というママは意外と多いのですが、
ママが日頃のコミュニケーションの中で、感謝や労いの言葉、認める言葉を
パパにもできるだけ使い、スキンシップも大切にすることは、
ハッピーパパであるために必ず大きな効果があるはずです。
これは、パパにも読んでほしい「マンガで楽しく読める<仕事も育児も>ハッピーママ入門」
にも書いたんですが、このページは結構男性からも反響がありました^^
ウェルネス・タッチケア®というスキンシップの手法をお伝えしているのは
触れ合うことでオキシトシンという愛情ホルモンがイライラを沈め心を穏やかに
していく上でも効果があるからです。
早速今日から試してみてくださいね。
出逢って、愛し合って、そして産まれたかけがえのない命を、
共に働きながら、共に育てていく。
パパにも「ハッピーパパ」でいてもらいながら、
家族みんながハッピーになっていきたいですね。
父の日が、ハッピーパパの日となりますように。
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