最近あった出来事で、いくつかの気づきがありました。

皆さんは日々どんなコミュニケーションツールを使っていますか?

今はとても便利な時代。
対面で話す、電話する、手紙を書く以外に
スカイプ、メール、FBメッセージ、LINE、ブログ・・・もっとありますかね。

顔も声も見えない聞えないメールは、そこに書く言葉ひとつで
その人という人となりが、なんとなく伝わってきます。
仕事上、メールは頻繁に使っていますが、講師依頼などのメールをいただくと
「きっとこの方はこういう方なんだろうな」とイメージが湧きます。
そして当日お会いすると、まず間違いなく、当たっている気がします。

素敵だな、あたたかさを感じるな、と感じる人はそのまま。
ビジネスライクな人なのだな、と感じる人はそのまま。
メールが素敵な人は素敵なことが多く、残念だと思う人は、やはりそうです。

綴る言葉や行間にその人の人柄や思想、ポリシーまでもが
にじみ出るのだと感じます。

さて、皆さん、スタンプは使いますか?
私もやっとLINEを始め、スタンプなるものを使ってみたりしてます。
最初はちょっと抵抗?違和感を感じるコミュニケーションツールでしたが
慣れていくもので、使い始めるといろいろあるので楽しくなったり。

ところが先日、FBメッセージへの返信にスタンプを押したら

「以前から少し思っていたのですが、さおりさんはスタンプとかだけで返信するのは似合わない、というか、なんとなく相手に違和感を与える(寂しい気持ちにさせる?)のではないかと思います。
他の方がするのと、さおりさんがするのとでは、少し違うというか。いつもすごく丁寧な文章を書かれるので、ギャップがあるのだと思います。」
と返信があり、「なるほどね…」と思ったわけです。
私が最初にスタンプに感じた違和感はそういうことだったかもしれません。
少なくともその方へはそういう印象を与えたのですよね。

既読と表示され返信ない寂しさを感じる人も多いようですが
私もすぐにたくさんの言葉で返信できないけど、
「読みましたよ」「嬉しかったですよ」「了解です」
のような意味を込めて、すぐに返答する時にスタンプを使ったりしてました

そうコミュニケーションツールが沢山あるからこそ、また24時間利用することが
できてしまうからこそ、よく考えなくてはいけないかもしれませんね。

また、大事な話や仕事への依頼も、LINEやFBメッセージでくるのは、
私の中では違和感があるので、やはり相手との関係や内容によって使い分けていく必要
があるのではないかと思っています。
そして、返信のタイミング。まったく返信がないのは、やはり相手との関係性に
距離ができてしまいます。

私もこれから気をつけていきたいと思ってます。

それにしても、そのスタンプのことで連絡を下さったこと、私はとても嬉しく思いました。
だんだん、年を重ねると立場もあり、なかなか人からそういう指摘を受けることは少なくなってきますから、
とても嬉しく幸せに思えました。そしてそのことを、その方に伝えました。

相手とよりよい関係性を継続していきたいのであれば、少なくとも相手が不快に、
また寂しく感じることは避けていきたいと思うわけです。
その内容、相手との関係性をきちんと見極めながら、どんなコミュニケーションツールを使うのか、どのように使うのか、も考えていきたいことです。

自己の反省を込めて、そう思ってます。