起きる出来事は、いつも喜びに溢れることとは限らない
むしろ、その現実に悲しみや怒りなどの感情に
さいなまれることも多いでしょう

でもその現実をどう受け止めるかを
自分自身が選択できるということを
忘れないほうがいい

なぜ、こんな現実が起きてしまったのか
何が悪かったのか
どうしたらよかったのか
また起きてしまったらどうしよう

後悔、嘆き、不安や怖れの感情が湧いたとき

「この現実から学んだことや気づきは何か」

を自分に問うと、感謝の想いが湧いてくる
有難いなぁ…という想いが溢れる

この出来事のおかげで本当に大切なことに気づけた
自分にとって、大事な人が誰かが分かった
何を手放したらいいか、何を優先したいかに気づけた

さらに幸せになるために
自分の生き方をシフトチェンジすることもできる

すべてを感謝の想いに変えると
その現実との向き合い方も変わり
その後の未来さえ、変えていくことができる

そのことを、いつも忘れないようにいれば
どんな出来事が起きても、必ず乗り超えていけるはずです




(文:加倉井さおり 写真:中谷洋平)