先日開催された、佐藤初女さんの出版記念講演会
私も参加させていただきましたが、1200名のホールが満席で
キャンセル待ちも多数だったと伺いました

佐藤初女さんのこの
「限りなく透明に凛として生きる」(ダイヤモンド社)

のタイトルにも惹かれ、93歳の初女さんの在り方に触れることも
大変楽しみにして伺いました

多くの方々に支持され、愛されている方なのだということを
この講演会で強く感じました

それは93年間の生き方、在り方そのものが
目の前にいる人を大切にされ、
その人の幸せを心から願い、
平和な社会の実現に向けて、
自分のできることから、小さくても積み重ねて
こられたからなのだと思います

悩み多き人々の心に寄り添い
想いを聞き、分かち合い
背中をそっと押すことを
「自分」という存在を表立って
言うこともなく

ただただ、やり続けていくことの尊さ

こういう在り方が「透明」ということなのかも
しれないと感じました

なかなか我欲があると、透明になることは
難しいかもしれません

そして、透明であり、凛として生きる
ということは

自分が自分を信じていること

が根底になければ、難しいと思います

人は、起きる出来事や現象に、心動かされ
揺れていくことが多いものですよね

不測の事態が起きた時
誰かに非難された時
多くの情報に触れた時

「本当に、自分の道は、自分の在り方は
これで良いのだろうか」

そう揺れ迷うことが、誰にでもあるかと思うのです

でも、
誰に何を言われても、どう思われても
どんな出来事が起きたとしても
私が私を信じることができれば、揺れても戻ること
揺れても進むことができるはずです

穏やかに、あたたかく
喜んで下さる皆さんの姿に幸せを感じて
すべてを受け入れている佇まいは、
とても私自身が目指していきたい在り方を
見せていただいたように思います

93歳という初女さん
これからもどうぞお元気で、その生き方を
多くの方に見せていただけたらと、そう願っています