よく「加倉井さん、男の子3人の子育てって
どんな感じですか?」と聞かれます

どうも私の外見を見ると、男の子3人育てているようには
イメージできないようで、よく言われるのは
「男の子3人いるようには、見えませんね」とか
「女の子のお母さんかな…と思ってました」

などと言われるのですが、
女の子にぱっちんピン止め&ピンクのふりふりワンピースを
着せるのが憧れだった私は、心底女の子のお母さんを
うらやましい!と思います。

今はもう、孫に期待します(笑)


男の子3人ですから、それはそれは凄いですよ
たぶん私が家族5人の中で一番男らしいかなと思います

家を片付けても、すぐに散らかる
特に玄関は、サッカーとラグビーをやっているので
帰宅するたび、砂が…

ですから、洗濯ものもすごいわけです
雨の日なんかは特に泥のついたユニフォーム
そして靴下…一度手洗いが必要です

ですから匂いもすごいことになります

洗濯洗剤と消臭剤のCMに出演したいくらいです(笑)

そしてご飯…
毎回6合ご飯を炊いています
1週間で約10キロはお米が消えます


時間をかけて夕飯を作っても
あっと言う間に消えます
唐揚げも大量に作っても、私の口には2個くらいしか
入りません(苦笑)

やれやれ、と食事を食べ始めると
「お母さん、おかわり!」

そして席を立ち、戻りと
また別の子が
「お母さん、おかわり!」

もー、すわってゆっくり食事できないっ!

そんな日常です。

それに加えて、三人三様で個性的ですし
男の子ですからケガもしますし、喧嘩もしますし
悪いこともするわけです

何度も頭を下げてます、3人それぞれに
いろいろエピソードがあります

だから、いつも思います

子育ては、綺麗ごとではない

子どもが欲しい、やっと授かった
嬉しい、喜びに溢れる

それがゴールではなく、スタートです

人を育てるというのは、決して楽なことではない

「ラクラク子育て」などというキャッチで
講演や研修など、私は決してできません

だって、子育ては「ラク」ではありませんから

「ラク」でもない
「綺麗ごと」でもない

でも、そこには大きな大きな人生を豊かにする
自分を人として成長させてもらえる学びや経験が
たくさんある

子育てを通じて、学ぶことがものすごくいっぱいあります

私の場合は、もしかしたら3人の男の子を育てることが
人として成長する上で必要だったのかもしれないと思ってます

子育ては、綺麗ごとでないけれど
「人が幸せに育ち、生きるとは」どういうことかを
今も、現在進行形で学んでいるのだと、私は思ってます



この写真は約8年前の写真
3人兄弟、また8年経つともう長男も次男もこの家には
いないかもしれませんね。

そう考えると、この子育て期間は
本当に貴重な期間限定

綺麗ごとではすまない子育てを
「ラク」ではないけど、少しでも「楽しんで」みたいと思ってます。