遠くイスタンブールから、便りが届いた。
Merhaba, Nasilsiniz ? (トルコ語:「こんにちは!調子はどう?」)
この、快活な性格の友人が寄せてくる便りは、いつも潮の香りがする。
友人と言えば。
以前ちょっとした機会があって、同窓会をした。
10年来の友人に会った時、みな口にした言葉が、
「変わってないね!」だった。
変わってない、というと多少語弊があるかもしれない。
みんな変わっている。
それぞれの職業を持ち、それぞれの人生を持ち、
顔つきも、話し方なんかも、多少変わっている。
あの頃の ”あいつ”、じゃない。
その中にはもっといろんなことがあると思う。
それでも変わってないね!と思うのは。
それはつまり、私たちがお互いの本質を知り合った仲だから、だと思う。
本質的なもの。つまり、性格とか中身ってこと。
クセとか、考え方とか、そういうの。
全部ひっくるめて。本質。
ここが自分とあわないからキライ、とか、ダメ、とか、
そういった取捨選択の仲ではなくて。
クセも歪みもその人だとして受け止めて、そして一緒に歩んでいく。
そう。家族みたいな感じ。
「あたなたちは手を取り合い、つながって、いずれ世界へと羽ばたいていく。」
ウロ覚えだけど、かつて学校で教えられた、そんな言葉を思い出した。
