さらば、わが青春のサロンシネマ | 雑・構築 

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雑貨をこよなく愛し、乱雑な部屋で雑誌を読みながら雑駁な雑学ともいえないような事を複雑にならないよう、でもできれば猥雑に雑文を書いていく。
要は、相変わらず駄洒落を駆使してどうでもいいことの垂れ流しブログ第二弾。

朝、いつものように広島に向かう車内で新聞を読んでいたら、僕にとってはニュースが飛び込む。
 サロンシネマ8月閉館
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もう30年前、ろくに大学にも行かず、せっせと通っていたのが昨日の様。
フィルムマラソンというオールナイト上映にも何度行ったことか?
ジム・ジャームッシュの映画やヴィスコンティのイノセントを初めて観たのもここ。
老朽化、ということだが、あの古さと何とも言えない匂いがいい味を出ししていたのだが。

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このニュースも、地元に戻って中国新聞を購読していたから遭遇することができた。
ここに限らずあまり映画館でのんびり映画を観る気分ではないのだが、さすがに最後に一度行っておきたい衝動にかられる。

確か近くに養老という焼肉屋があってサークルの活動が終わった後、ここで焼肉を食べながらミーティングをしていた。
房州という店では友達と待ち合わせ、スタミナ定食が有名な喫茶店は何て名前だったっけ?

30年も経てば、広島という地方都市もさすがに変わる。
広島駅と横川駅の間、アストラムラインと交差するあたりにまた駅ができるらしい。
また広島まで余計に時間がかかってしまうじゃないか。

今夜も柳井に向かう車内でうとうと。
柳井駅に到着した途端目覚めたが、下関に着く日も近い?