覚えてる範囲でこれから出産を迎える友達がびっくりしない程度にかくね。私は、子宮口開かないのに相当悩まされました。
６月初め
前駆陣痛（にせ陣痛）が起こりはじめる。
これは予定日より早くなるかもと期待する。
１５日
５分間隔の陣痛がくる。
お母さん仕事休んでもらい、はりきって病院行くも、陣痛が遠のいて、帰される。お母さんに申し訳ないことしたし、痛みに我慢できない子みたいになってて、死ぬほど痛くならなきゃ行けないと思った。痛い日が何日もあったのに、我慢して行けなかった（笑）
このとき子宮口１センチ。帰ってからおしるしがあったよ。
１８日
夜中２時頃から本格的に痛くなりはじめる。
時間を計ってみたら、７分間隔。
４時から５分間隔に。
めっちゃ痛い陣痛に耐えながら一睡もできず。
朝まで待ってみて、６時に病院に電話して、７時前頃ついたかなぁ。
子宮口２センチ。
※まず、子宮口っていうのが最大１０センチにならなきゃ、産めないんよ。
７時半 旦那が兵庫県から到着。あわててきてくれたものの、今日の夜中かなぁといわれてがっくり。
ベットで寝てるだけだったら、子宮口開かないから、歩いたほうがいいといわれ、陣痛に耐えながら、二人で産院をお散歩したり、階段のぼりおりしながら、子宮口開くようにがんばった。
１２時
子宮口３、５～４センチ。
順調といわれてはげまされる。
昼食が出たけど、もちろん、食べれず、でも体力持たせるために何か食べたほうがいいといわれ、おうどんとゼリーを買ってきてくれて食べたら、気持ち悪くてすぐ吐く。飲み物しかうけつけない身体になっちゃった。
お昼からは、しんどすぎて＆痛すぎてけっこうダウンしてたかな。私は腰が割れそうなかんじの陣痛やったな。
助産師さんが足を温めてくれたりしたよ。でもがんばれるときは歩いたり。
１９時
子宮口５センチ。
もう泣きそうやった。（笑）それを察してか人口破水させてくれた。
明日の朝までにはといわれてさらにへこむ。
２２時
破水ばかりする。
もう歩く体力がないのと、陣痛が痛すぎて、テニスボールでおもいっきり背中をさすってもらう。（手だけだったら、きかなかったの）
お母さんと旦那と交替してさすってくれました。お母さんのさすり方が弱くて、旦那とかわってって切れたり（笑）ごめんね、お母さん。
産院がアロマの香りをたいてくれたりもしたよ。
１９日０時
子宮口５センチのままでとまってしまった。
汗だくやし、もう絶望的すぎて、『無痛分娩』にしてくださいと弱音を吐く。
ここまで頑張ってきたんだから、＆あなたはいきみのがしがとっても上手だから、大丈夫とはげまされ、様子をみましょうといわれ耐える。
３時半
子宮口６センチ。
開き具合がよくなってきたからとまたまた励まされて『無痛分娩』やめようと決意。
旦那とお母さん交替で背中さすってくれる。（相変わらずテニスボールで。使い方ちがうんだけどね。）
２人、交替で寝ようといいながら、旦那は３０分しか寝ずにお母さんと交替してくれて夜中ほとんど、『全力で』テニスボールでこすってずーっと何かとはげましてくれたかな。（背中は１ヶ月間あざが消えなかったよ。思い出（笑））
旦那がお父さんで本当によかったと思えた夜中でした。
『やすゆきが旦那さんで本当によかった、ごめんね、ありがとう』といったら泣きそうになってた（笑←こんなん日記に書いたら怒られそう。内緒ね。）
旦那も辛いんだ、一緒に戦ってるんだ、２人の子供なんだなぁと実感した忘れられない夜中になったよ。
でも、体力も何もかも限界だったな…。どんな体勢になっても痛くて、そして、その痛みの終わりがみえないのが１番辛かった。。。
７時
これだけ陣痛きてて破水もしてるのに子宮口開かず、おりてこないから、レントゲンになった。車いすで運ばれ、レントゲンとるのも一苦労。陣痛と陣痛の合間に撮ったんだけど、痛すぎて何度も休憩してなかなかとれなかったな。
レントゲンとってわかったこと。
赤ちゃん回転異常。
骨盤に挟まってて、しかも、頭がお腹の方を向いてるから、子宮口が進まなくなったとのこと。
破水もして時間が経ってるから、９時から、手術するか、促進剤でいつまでかかるかわからないけどしてみるかとのこと。
もちろん
『手術！！！！！！！』を選んだ。
むしろ、この終わりが見えない痛さにピリオドやと元気になった（笑）
当然、旦那＆お母さんはがっかり。（笑）
このときやっと子宮口８～９センチ。
８時５０分
手術する先生が来て、レントゲンみたけど、手術するのはもったいない、ちょっと見て出せれるようだったら出してあげるとのこと。
まだ、１０センチ開いてないのに、いきなり、いすがあがって、分娩の体勢になって（陣痛室と分娩室同じところでした）いきんだところ、赤ちゃんの髪が見えたよと。
もうなんな～ん？！？！
と思いながら、旦那もお母さんもしぶしぶ手術にサインしてたところだったから大喜び。
手術の用意してた助産師さんは大慌て。
９時頃から普通分娩開始。
旦那も手伝ってといわれて、足もたされてたよ（笑）
赤ちゃんの頭が上を向いてるから、吸引分娩にはなっちゃったけど、そんなこんなでスタッフさんがたくさんきてくれて、下からはひっぱるは、おなかにのられておされるは、旦那には丸見えやし…。。。あげくのはてにはびてい骨までかわった形らしく最後まで悪戦苦闘。でも、陣痛が痛すぎたから、このときは、痛みはあまり感じなく（というのはうそになるけど）出さなきゃともう必死。スタッフにみなさん、すみません。なんていえる余裕まであって、笑われた。外でそれを聞いてたお母さんからは、あなたはほんと体育会系やね、出産がスポーツに思えて感動したよと。
先生には、終わってから、無理矢理出したから、むちゃくちゃしたけど、痛がらなかった、あなたは痛みに相当強いねと褒められたよ。
そんな最後で無事に…
９時２６分
５２センチ
３２８０グラムの元気な男の子が生まれました。
吸引分娩で（トイレのすっぽんみたいなの）ひっぱられて頭が伸びていたから、感動で涙より正直びっくりした方がおおきかった。
でも、心臓は強かったから、最後頑張ってるときの、ドクンドクンドクンの幸太郎の心音にすっごく励まされたし、こんな大変な出産に耐えてくれてうれしかったな。
３３時間３３分と母子手帳にかかれたんだけどほんとがんばりました。でもね、あんなに痛かった陣痛、産まれた瞬間忘れたよ（笑）
出産はほんと千差万別。
でも、どんな出産でも新たな命って本当に感動です。
すごいことよね。
幸太郎、お父さんとお母さんのもとに産まれてきてくれて本当にありがとう。
素敵な人生歩めるように、全力で育てるからね。
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