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手術すれば思うように動けなくなるからと部屋やお風呂、トイレなどの掃除を徹底的に始めました。
それが終わる頃…気づけば手術の前日になっていました。

主人:明日手術やろ。ついて行くわ。完全には休めないから家に送り届けたら仕事行かなあかんけど。

主人は仕事を休むことは無理だと思っていたし、母は高齢のため心配させたくないし、1人で行くつもりでいました。

私:え?!本当に?

主人:俺が単身赴任で東京に居てたとき東京に遊びに来てて俺が尿管結石になって苦しんだときも救急車呼んで一緒に乗ってってくれたやん。

あんなにごはん食べれず寝られへん人に1人で行けなんてよう言わんわ笑

私:ありがとう…

嬉しくてまた涙がポロポロ

主人:明日がんばろな

息子はいつ手術やっけ?と確認してきた。
ずっと気にかけてくれてたみたい。










6月23日手術当日。
ついにこの日が来てしまった。

息子:何時に帰ってくるの?

私:多分ママ達の方が早く帰ってくると思うけど一応鍵もっていっといて。

息子:わかった。

お昼ごはんを食べて
足を念入りに洗って病院へ。

予定時刻になってもなかなか呼ばれない。
もう帰りたい…でも帰れない…

私は出産したんだ。自分が頑張るしかない。出産に比べたらこんな手術大したことない。
イエス様だって十字架につけられたとき手のひらに杭を打たれて脇腹を槍で突かれたんだ。しかも麻酔なしに。←比べる対象が極端
私なんて麻酔もかけてもらえるし切るのはちょこっと!と自分に言い聞かせて待ち時間を過ごしました。

前の人の手術が思った以上に時間がかかったため、手術室に呼ばれたのは予定時刻から30分も経っていた。

看護師:アクセサリーは外されてますね?
お化粧やマニキュアなどもしていませんね?
前回の血液検査はいずれも陰性でした。
ごはん軽く食べられましたか?
血圧と体温計りますね。
体調悪いところはありませんか?
それでは手術室へ移動します…











主人も扉の前までついてきてくれました。

看護師:ご主人はこちらでお待ちください。

名前を確認されて腕に名前のリングをはめられる

看護師:今回この手術の担当をする看護師の○○です。よろしくお願いします。
この手術服に着替えてください。
パンツ以外は全部脱いでロッカーに鍵をかけて出てきてください。

私:はい…

着替えて出るとヘアキャップを渡されてかぶる。

看護師:それでは中に入ります。













あぁ…もう本当に逃げられない…←当たり前
中に入るとまた名前の確認。
あの若い女の先生とベテランそうな男の先生。後、もう1人。

看護師:それではこちらのベッドにうつ伏せになってください。

それからは、心拍数測るやつを背中に貼られたり、指に脈拍測るやつを挟まれたり…なんか足に色んなもの巻かれたり←見えないからよくわからない´д` ;

看護師:今切除箇所の印をつけているところです…ちょっとくすぐったいかもしれませんよ^ ^












女の先生が「それでは麻酔の注射打っていきますね」って言った直後からの激痛。
歯医者さんでされる麻酔のちょっとひどいバージョン。
私は息をゆっくり吐いて痛みに耐える。

看護師:麻酔は痛いですよね…もう少し頑張ってください。効いてくるまでの辛抱です。
手術中に痛みを感じた時は言ってくださいね。
麻酔を足すこともできますので(*^^*)

と背中を優しくさすって気を紛らわせてくれる。
なんて優しい看護師さんなんだ…♡

でもやっぱり痛い…って思っているうちに四方向から麻酔の注射でだんだん感覚がなくなってきた。












もうそれからはただ身を委ねるだけ。
まな板の上の鯉。
なんだかめっちゃ引っ張られてちぎられてる感覚…痛みがないからいいけど…
縫われてる感覚もわかる。
出産の時と一緒だ。

思ったよりあっという間に終わった。
トータルで30分でした。













男の先生:特に問題なく終わりました。
しっかり巻いてあるからベタベタ歩いてくれて大丈夫だからね。
傷口確認の25日までは濡らさないように気をつけてね。

私:はい。ありがとうございました(o^^o)

麻酔が効いているから全然痛くない。
乗り越えられたという安堵感。
ちゃんと歩いてるつもりでもだいぶ足を引きずってるのが自分でもわかる。

看護師さんがお薬を説明してくれる。

看護師:抗生物質は3日間朝昼晩としっかり飲みきってください。痛みどめは6時間は絶対あけて飲んでください。
痛み止めを飲んでも痛みが治らない、血が止まらなくて包帯が真っ赤になるなどの異常を感じたらすぐにこちらに電話してこちらにお越しください。
お名前を言っていただければわかるようにしてありますので。















足をひきずりながら会計に並ぶ。
時間がおしたので主人のご機嫌が少し斜め。
仕事のことが気になる様子。途中会社からも電話がかかってきた。

なんだか申し訳ない気持ちでいっぱいだった。
処方箋はコロナの影響で日帰り手術の場合は院内で処方はされず、院外の薬局に行ってもらわないといけない。
ごめんね…思ったより時間かかっちゃって…
麻酔もだんだん切れかかってきてた。


家に帰ると夫はすぐにスーツに着替えて出かけて行ってしまった。
息子は、私たちが先に帰ってきてるはずだったのになかなか帰ってこないから心配した様子。

私:ごめんね。遅くなっちゃって。心配したよね。

息子:うん。←珍しく凄く素直

私:ママ頑張ったよ。ぎゅーってさせて!

息子:…一回だけやで。

もう中1。いやいややったけどぎゅーさせてくれました。

抗生物質と痛み止めのお薬を帰宅後すぐ飲みました。
6時間ごとの痛み止め。ギリギリ切れるタイミングで飲むことができて、久しぶりにごはんもしっかり食べられて朝までぐっすり眠ることができました。

次回へ続く。