手ぬぐいが活かされ、そしてウチが生かされる | フーテンの座敷童 Torakoのブログ

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うちには、今どきのもの(手ぬぐい屋さん購入)や可愛いもの(といっても神社系)、モダンなもの(といっても仏教系)から「剣 心」なんて書いた剣道関係(の人から頂いた)ものまで、いろんな種類の手ぬぐいがある。

 

よく旅をすると思われているウチ。荷物もいつも少ないと驚かれるが、その一つはこの「手ぬぐい」の活用で減っていると思う。

 

まず、旅に出ると「拭くもの」として持参するのは手ぬぐい。まぁ多い時で3.4本入れていく。顔を洗うも、體を洗うも、拭くもすべて手ぬぐい。

「えっ、頭まで拭ける?」と思われるけど、そのために乾いている手ぬぐいと、體を洗った手ぬぐいと使い分ける()

ま、乾いた手ぬぐいもすぐに全面濡れるが()、でもすぐ乾く。

この、「すぐ乾く」が本当に手ぬぐいを重宝する理由。

 

出かけにもし濡れていてもリュックにぶら下げてたらすぐに乾く。

暑い時は、日よけにもなる。

普通のタオルではそうはいかない。

帽子や入れもの、暖簾にだって大変身

 

 

ああ、愛してるよ、手ぬぐい。

 

さてさて、最近の活用ぶりはかなり進んでいて()

 

まず、「ふんどし」

 

前から一枚は持っていた褌だけど、これが横で結ぶタイプ。

ウチがなぜ褌に注目するかというと、

褌で縛る部分に注目しているのです。

「丹田」

 

からだのことを学ぶ場にいくと、必ずといっていいほど意識をさせられる丹田。

また、骨盤を意識するということを日常でしたいと思っていたんだけど、

そこを意識するためだけに、わざわざ紐を結んでおくということは、日常ではしづらい。

何度かチャレンジしたら、外のトイレで紐を落とした()

 

で、思いついたのが「褌」

これなら、一番體に近いところから意識できる!

でも、褌はけっこう高かったりする()

なので、自分で一回作ってからその効果のほどを試そう!

ということで、手ぬぐいで褌を作りましたとこ!

これが、めちゃはまったわけです()

 

手ぬぐいで作ると、長さがちょうど良くて、紐をつけるところのみの作業

ありがとうございます~♡

という気持ちが自然に湧く作業でございます。

 

家にある手ぬぐいが今のところ上記で示したような、ほぼほぼ可愛くないものなので()見せられませんけど、今後は買いましょう()

 

そしてもう一つの活用方法は、鼻紙ならぬ、鼻布としての活用。

ま、昔はそうだったわけですけど。

きっかけは、ティッシュの原料である木の伐採があまりよろしくないと聞いたこと。

「一人使わないで何が変わる」

と言われそうなので答えると。

「自分が変わる」んですね~。

 

いやー、気持ちいいよ。

自分の中に沸いた疑問に、自分の體で試していくのって。

 

んでんで、その鼻布として手ぬぐいを使うということですけどね、

赤ちゃんに対してはお母さんしてます。

あれ、気持ちよさそうやったから。

 

やってみたら、気持ち良かったわけです()

最初勇気いりましたけど。

 

日頃はそういっても鼻をかむということあまりありません、花粉症とかもありがたいことにないし。

でも土用あけてすぐに鼻かぜ⁈のようなものをひきまして、連続してかんでましたら気持ちいい。

 

んで、家帰って洗うわけです、お風呂場で。

褌と鼻布。

夜に干してたら、朝ほぼほぼ乾いている。

 

ああ、いつもありがとう手ぬぐい。

 

ウチ、あんまり縫ものとか根気がないのだけど、

なんでも買わないといけないという感覚だと、

「なんか違うな~」と思っても、そのままスルーしていく。

 

自分の素直な気持ちに対して出来る事ってゼロじゃない。

 

それが、嬉しく、また楽しい。

 

それでもやっぱり手ぬぐいで「チーン」ってしてるのを見ると、ギョッてするみたい()

この間、あまりにもかみたくなって電車内でかんだら、女性に見られて目が見開いたのが分かりました()

 

あ、もちろん「鼻布」と「汗布」は分けてるので、

手洗いのあとに、ウチから差し出された手ぬぐいにドキッとしないでね()